noteにブログを完全に移行しました

noteのほうに鶴見のブログは完全に移行しました。https://note.com/wtsurumiそちらを見ていただきたいです。このブログに書いた記事は、きちんと時間をかけて内容を練って書き、気に入っているものばかりです。自分にとってはかけがえのないもので、大事なものから少しずつnoteに移すつもりです。同じようにまた練って記事を書きますので、フォローもよろしくお願いします。

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『人間関係を半分降りる 増補版』(文庫)が出た話

3年前に出した『人間関係を半分降りる』が、新しく4つの後日談を加えて、文庫本になった。書き足したのは、文庫版まえがき、文庫版あとがきに加えて、補足解説1「本を出した後のこと」、補足解説2「兄の問題のその後」の4篇。文庫版まえがきには主に「弱さを出せる空気の弱まり」について、補足解説1は後日談など、補足解説2には50年以上の時を経てもまだまだ続いている我が家族の問題(兄の加害)について書いた。文庫版あとがきは、見田宗介氏のことなどいい文章が書けたので読んでみてほしい。ちなみにこの本を書いた基本的な動機は、「政治とか国際関係は大問題として叫ばれるけれども、もっと小さいとされる個人間で起きる嫌がらせとか無視とか、普通にたくさんあって、めちゃくちゃつらくないですかね? そこもっとスポット当てなくて大丈夫?」といったところ。なにしろこの自分が今でも、そういう目にあっているのだ。みんな本当はどんなことに悩んでいるんだろう。そんなに悩んでないのかな。悩んでるのなんて俺だけなのか。悩みがあるならあるで、それを言わないで死んでしまうのだろうか。という疑問が昔から自分の根にあって、そのあたりの話は「文庫版あとがき」に書いた。ちなみにこの本の著者の魂の叫びは、「人間は醜いから、少し離れてつながろう」「みんな同じなんて気持ち悪い」「どう見られるかばかり気にして生きなくていい」「仲間人数が多いことは、力が強いということ」などの本文中の言葉になっている。そう思いませんかね?そもそも自分が物書きになったのは、自分の考えを思い切…

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6月の真夏日の居場所、夏が長くなるのが許せない

6月の不適応者の居場所は、貸しスペースに戻ってやった。当日、会場に向かう時の気温は33℃。梅雨の季節なので雨が心配だから屋内にしたのだが、暑さでとても公園開催どころではなかった。それでも37人?の人が集まった。 今年はもしかすると、梅雨明けが普通より1か月も早まるかもしれない異常気象だけど、心を病みがちな人にはそれが、他人には想像もできないようなダメージになっているのではないか。自分も外に出ることで心の健康を保っているほうなので、こんなに夏が早まるのは許せない(笑)。日中に外に出られなくなるのはきつい。朝から昼まで部屋のなかにいると、14時くらいには行き詰まってきて、もう外に出て気分転換したい。けれども真夏となるとまさにその時間が暑さのピークで、部屋にいるしかなくなる。けれども夕方あたりには、気分転換ももう遅いという気がしてしまう。1年のうち2か月でもそんな日々は長すぎるのに、それが3~4か月に及ぶのは耐えがたいのだ。こういう人間にとっては、思い切って真夏は涼しいところで過ごすことを考えるべきかと悩む。 鉄道ファンの人から、田舎のローカル線に乗る面白さを聞いた。大井川鉄道とか只見線といった有名なローカル鉄道があって、湖の上を線路が通っていたり、見える景色が素晴らしかったりするそうだ。それならわかる。電車の珍しい車体がいいという話はなかなかわからないけれども、そのような景色を見る乗り物としての鉄道のよさならわかる。そしてそれが車やバイクでは代わりがきかないというのもわかる。建物の屋根を専門に作る…

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6月の居場所は屋内に戻って

6月の不適応者の居場所は、また屋内に戻ってやりたいです。いつもの荻窪の貸しスペースで。一昨年まで、6月は公園でやっていたけれども、雨や気温の心配が大きいので、去年から屋内にした。屋内に決めてしまえば、天気予報をこまめにチェックして延期を心配しなくていい。あれはかなり心の負担になるのだった。最近、何につけても手を抜くようにしている。仕事の成果が上がっていないので(本が出せてない)、自分は日々ゆとりをもって生きている気がしていた。けれども最近の自分の精神状態は、どこか過労の症状に似ているなとも感じていた。先月旅行から帰って、日常的作業がドッと迫ってきた時、むしろ日々やることが多すぎるのではないかと思えた。考えてみれば、この居場所のような社会活動もかなりやっている。日常生活上のこまごまとしたことや、やる順番なども含めて、わりときっちりとやってしまうたちだ(最近そういう性格になってきた)。労働ではない日常的な作業のせいで過労状態になっていたとしても、なかなか気づかないものだ。それが精神の慢性疲労を招いていても、なかなか気づけない。というわけで、今は少しずつ生活の手数を省いていくようにしている。居場所活動でも自分が手を抜いているように思えたら、そのような事情があると思ってください。日常生活での過労に気をつけましょう。*************************日時:6月22日(日)14~18時場所:荻窪駅近くの貸会議室PSP (駅南口から徒歩5分。杉並区荻窪五丁目15-7 白凰ビル 4階 401<図の…

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5月の公園居場所、大変だったことは心に残る

今年の5月はいつになく雨が多くて、不適応者の居場所の日は前日まで予報が曇になったり雨になったりで、決行するか決められなかった。当日の朝に見てみたら、18時までの予定時間には雨は降らない予報になっていたのでやると告知した。(結局予報が外れて、17時半くらいにはぽつぽつ雨が降り出した)。こういう日は絶対来る人も少ないだろうと思っていたら、意外にも40人とちょっとという、外ではこれまでで多分最多の参加者数だった。人が多い少ないが何に左右されるのか、いまだによくわからない。若い人も多めで、最初に来た人が20歳だったので、「絶対に今日の最年少ですよ。10代の人は滅多に来ないです」と話していたら、直後に19歳の人が来た。コロナの時期によくこの居場所で会っていた人に久々に会えたので、その頃の話もした。屋内で集まるなと言われているうちはまだよくて、そのうち外でも集まって座るなと言われてしまった。さらにそれまでダメになると、Zoomで雑談したのだった。5月の不適応者の居場所は新緑の植物群のなか居場所でそれほど大変だった時期は他にないけれども(やらないともっとつらい)、それほど思い出に焼きついている時期も他にない。あれは一生忘れないだろうなというレベルだ。つらい、大変だと思ったことほど、心に焼きつくし、思い出した時に感慨深いことが多い。そのような体験が全然ないことは、本当に幸福なのだろうかなんて思ったりする。 別の人とは、AI、メタバース(VR空間)、ソーシャルゲーム(オンラインゲーム)のような、新しい(主にコミュ…

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うつの解消に一番いい、サンゴの海でのシュノーケルをしてきた

これもnoteに書いた記事の転載です。ブログをnoteに移行しようと思っているのですが、note って単純な記事のカテゴリー分けの機能すらなかった。つまり、記事はどれだけ書いても、ベターっとひとまとめで、他の人の記事もとてもさかのぼりにくい。どのブログにもそれはついてるくらいなので、機能的には簡単なはずなのに。書き捨てとして使ってくださいという感じがあって、自分の書き方には適さない気もしている。 *************************** タイのタオ島とパンガン島に行って、サンゴ礁でシュノーケルをしてきた。ここ15年ほど東南アジアでのサンゴ礁シュノーケルをよくやっている。それも単なるシュノーケルではなく、DIYシュノーケルと呼んでいるものだ。岸からすぐのところにサンゴを見つけ、そこで勝手に潜って見る。ツアー業者にボートで連れて行ってもらわないのが原則。人に管理されてやるのは、全然スカッとしないからだ。DIYシュノーケルと他者評価でない歓び  タオ島のヒンウォン・ベイ、パンガン島のマー島はサンゴ鑑賞に最適あらかじめYouTubeのシュノーケル動画で海岸の狙いをつけて、レンタルバイクで向かう。海にジャブジャブと入っていく。サンゴと熱帯魚を見て上がって来る。そこで音楽を聴き、屋台で買ったものなどを食べ、海を見て休む。また海に入る。その繰り返し。そして飽きたらレンタルバイクに乗って宿に帰る。これをやっていると本当に、うつが思い出せないくらいに頭から飛んでいく。タオ島のタオとはウミガメ…

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5月の「不適応者の居場所」も公園で

これはnote に書いた記事の転載です。そちらも見てください。https://note.com/wtsurumi/n/ne9a09fbe9aa0 ***********************************つながりをなくしがちな人なら誰でも参加できる(なくしがちでなくても実はできる)「不適応者の居場所」、5月はまた代々木公園でやります。趣旨などは下記、記念すべき第1回目(2018年11月)の呼びかけ記事を見てください。つながりをなくしがちな人の会やります: 公園は年中やっているけれども、日本の気候ではピクニック形式の居場所ができる月はそんなに多くない。12~2月は寒くてダメ。11月と3月もギリギリだけど、11月は寒さを気にするのが面倒なので屋内でやるようになった。7~8月は暑いので当然屋内。そして6月と9月も雨と暑さが心配なので屋内開催にして楽になりたいところ。結局外でやってるのは3、4、5、9、10月の5か月だけ。そのなかでも安心してできるのは4、5、10月の3か月くらいなのだ。(だからこそ屋内で集まるなと言われたコロナ期間中はきつかった)。そういうわけで、5月の公園は一年でも数少ないピクニックに最適の環境なので、気持ちがいいのでぜひご参加を。公園での居場所も楽ではない。関係ないけど最近、日本では世界平均の倍の年間降水量があると知った。気づいていないけれども、我々はとてもよく雨に降られて生きているということだ。だから水も豊富で、滝なんかも普通はこんなに豊かではないらしい。その代わ…

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4月の居場所は当然公園で

note を始めてみたので、そちらのほうに書いた居場所の案内を転載します。https://note.com/wtsurumi/n/ndb862f8462ff最初に書く案内なので、久々に概要みたいなのを書いてみた。 *******************6年前から、つながりをなくしがちな人がつながりを作るための「不適応者の居場所」という集まりを開いています。何をするのかと言えば、集まって飲んだり食べたりしながら駄弁るだけ。しきりなど何もないですが、短い自己紹介だけはやってます。「花見みたいなものだ」とよく説明してます。 参加者は25~40人くらい、中心は30~40代ですが50代もその上も、20代も結構来ます。男女比は2:1くらい? 長い常連と言える人は4分の1くらい? そしてここは大事ですが、初めての人もたいてい4分の1くらいいます。そしてほとんどの人は一人で来られてます。なので「一部の常連にしかわからない話(〇〇さんが最近どうした等)が延々続いて、新参者が浮きまくる」という恐怖の展開はほとんどないと思います。(あまり話さない人も多いので、浮くということはないです)一番多いパターンは仕事をやめしまって、つながりがなくなっている人。もちろんやめて長ーーく経っている人もたくさんいます。自分が心の病や社交不安障害を公表しているせいか、精神科に通ってる人、社交不安の人も割と良く来られます。話してる内容は多岐にわたりますが、仕事がらみのことなんかもありますが、アニメとか音楽とか、どこかに行くとか、趣味の…

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お花見レイブのDJでかけた曲

先日某所で、野宿野郎のかとうちあきさんが主宰するお花見レイヴという野外パーティーがあって、そこでDJをした。DJなんて言っても大したものではないが、どんな曲をかけたか書いてみる。自分は自分の語りも入れるスタイルでやっているが、その語りも言葉を補いながら書き添えてみる。1.Blackbird (ビヨンセ)ビートルズがアメリカ黒人の公民権運動を応援した曲のカバー。アメリカではいまだに、黒人がカントリーを歌うと白人の一部から批判されるが、ビヨンセはこの曲を最新のカントリーアルバムに入れていて(案の定批判された)、ずいぶん気が強いなと思う。2.Ditto(Areia Remix) (NewJeans)NewJeansは今やグループ名を変えても、自分たちを冷遇する事務所から離れられないという「のん」よりひどい状況にあり、応援するためにかけた。裁判なんかで大変なので。NewJeansの楽曲やルックスのファンではないが、この抗議活動のファンになった。これはダンスミックス。3.Wild One (スージー・クアトロ)世界初かもしれない女性ロッカー。4.アルクアラウンド (サカナクション)うつ宣言を作者がして、あらためて歌詞を聴いてみると、別の感慨が湧く(この曲の時にうつだったかはわからないけど)5.Stutter  (エラスティカ)6.生きてるだけで状態異常 (Zoomgals)このグループの参加女性ラッパーの一人、なみちえさんが、大麻所持容疑で逮捕されたが、不起訴になった。彼女は賠償金請求の裁判を起こし、見事に…

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『ウィッチンケア』に推しがわからない話を書いた

今出ていてる『ウィッチンケア』という文芸誌に「推す気持ちがわかっていない」という記事を書いた。 日頃から「推し活いいよね」などと言っている割には、自分で誰かを推すことは決してない。ついでに「尊敬する」こともない。そんな話を。ちなみにビートルズのことも書いているが、自分は大学でビートルズ研究会に入っていたほどのビートルズおたくだったので。 自分は何か短い記事を書こうとすると、たいてい評論になってしまう。書きたいのはそういうものなのだけど、この雑誌では試しにエッセイを書いてみようと思っている。具体的には今のところ、結論を断定しないことと、結論に向けて一直線に論旨が展開するのをやめている。実際に自分の脳内では、結論はフラフラと揺れ動くし、道筋もフラフラ寄り道ばかりしているので。 けれども、そういうのを書いてみてあらためて、「評論とエッセイとどちらか取れ」と言われたら、間違いなく評論を取るなと思い至ったのだが。去年の号には植物を育てている描写をしたけれども、やっぱり自分が書くと単にまどろっこしくなってしまう。「自分はこれこれこう思うんだ」と書いたほうがすっきりする。そういう人間なのだ。

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