5月の居場所も公園で

不適応者の居場所、5月は気候がいいので迷う余地なく公園でやろうと思います。ピクニック形式だし、単なる駄弁りの会だし、酒もOKなので(飲んでる人は半分以下?ですが)、もしかしたらやたら盛り上がっている集まりのように思われているかもしれませんが、そんなことはないです。自分からは特に話さない人もいるし、静かに離れている人もいるし、地味に会話してる状態です。 最近サカナクションの山口氏が、2年間うつ病で休んでいたことを公開をして話題になりました。音楽のライブほどハイになる場面は日常にほぼないので、それを自らやる仕事だとますますきついのだろうなと想像しました。うつとの落差が激しい場所ほど、うつでいることはきつくなる。そしてうつの人がありのままでいられるような場所がないような世の中はおかしい(微笑みうつになってしまう)。というわけで、不適応者の居場所はそのような場所を目指しているし、ある程度そうなってると思います。 *************************日時:5月25日(土)14~18時(雨天なら翌日に延期)場所:代々木公園中央広場の噴水池近くか、三本キノコの休憩舎近く。日差しの強さにより、弱ければ1(中央広場)あたり、強ければ2(噴水池横の林)か3(3本きのこの休憩舎近くの林)あたり。開始前にTwitterで発表する正確な位置を見てください) 持ち物:各自の食べ物、飲み物(飲酒可)。手作りの食べ物・スイーツ(ビーガンもあり)は、カンパ制でそこそこあります。やること:シートを敷いてピクニッ…

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新緑がよかった居場所、オープンマイクなど

4月の不適応者の居場所、暑くも寒くもないちょうどいい天気で、来た人も多かった。35人くらいで、久々にシートがいっぱいになり、補助のシートを使った。男女比は3:1。しかしやはり外でやると、屋内ほどには多くはならない。お金もかからないし気持ちもいいと思うのだが、なぜかわかる人は教えてください。見られるからかな(実際には見る人なんかいないけど)。 公園の広場は若葉色一色だった。ピクニックする人もいっぱいいて、一番いい季節だと思った。来月にはもっと深い緑になってしまっているだろう。 この日は、居場所のようなスペースを使ってオープンマイクのイベントをやっている人から話を聞けた。オープンマイクというのは、基本的にはその会場にあるマイクを使って何をやってもいいというイベント。いま日本でオープンマイクと言えば、音楽系になると思う。有料の場合も無料の場合もある。自分がよく知っているライブスペースでも、週1回くらいオープンマイクをやっていて、自分も何度か観に行った。そういうつながりづくりもあり得る。 今日本には、音楽(歌、演奏、DJなど)でも芝居でも、あるいは文芸・マンガ・絵画作品でも、何かの表現活動をしていて、受け手を欲している人があふれていると思う。自分も『0円で生きる』を書いた頃、音楽をやりたい人と聴きたい人をつなげられれば、会場費だけで無料で音楽が楽しめるではないか、とその手のものを色々と研究していた。自分が時々DJをやらせてもらってるイベントも、民謡を習っている人が歌いに来ていたり、まさに…

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「ありのままじゃ悪いかよ」運動について

「ありのままじゃ悪いかよ」という動きがアメリカを中心にあり、以前からこれについて書きたいと思っていた。 メーガン・トレイナーという人の『オール・アバウト・ザット・ベース』という曲が、10年前に全米8週連続1位の大ヒットになった。この曲は「太っていてもいいでしょ」と歌っていて、ファット・アクセプタンスとかボディ・アクセプタンスとか言われる体型肯定運動のアンセムになって、それを推し進めたという。その話を聞いてグッと来た。インスタで人の体型を見て心を病む若者の問題が深刻ななか、こんな新人のデビュー曲をそこまでヒットさせたアメリカのムードにも感心した(「やせた写真加工もやめよう」との歌詞もある)。 Meghan Trainor - All About That Bass (Japan Subtitled Version) この曲のメッセージを「セルフ・アクセプタンス(自己受容)」と書いている記事もあった。こうしたムーブメントは様々なテーマに及んでいて、それらをまとめた何かいい言い方はないかと思っていたので、その言葉は頭に残った。 マイノリティの肯定という動きは以前からある。例えば、アカデミー賞を東アジア系の作品、役者に受賞させるようになって何年か経つが、これは少数人種についての動きだ。性的マイノリティについては言うまでもない。メーガン・ジー・スタリオンのように、黒人女性や性的に奔放な女性を元気づけようとする女性ラッパーも多い。ただし、それだけではない。 例えばマイノリティとは関係なく…

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4月の居場所も公園で

寒い時には、生きづらさの最大の原因は気温だと言っていたけれども、気候がよくなってもやっぱり幸せな気持ちになるわけではない。さすがにこの年になると、単に原因がなくなればうつや不安もなくなるわけではないとわかってくる。常に何かしら感じてしまうのだと。 けれども春になれば、冬にはなかった気持ちよさへの入口もそこここに現れている。暖かい日に吹いている風とか。そうしたものを利用することで、うつや不安は軽くすることができる。 というわけで5月もまた、スカッとする公園で居場所をやりたいです。 ************************日時:4月27日(土)14~18時(雨天なら翌日に延期)場所:代々木公園中央広場の噴水池寄り。図の赤丸のあたり。当日開始前にTwitterで発表する正確な位置を見てください。ここから少し離れることもあります)  持ち物:各自の食べ物、飲み物(飲酒可)。手作りの食べ物(ビーガンもあり)は、カンパ制でそこそこあります。やること:シートを敷いてピクニック形式で座って各自勝手に駄弁るだけ。簡単な自己紹介タイムだけはあり。費用:食べ物代のみカンパで賄いたいです(1~1・5万くらい?)。対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。もちろん厳密には決まってません。 注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。抑えられない人の参加はできません。支援活動ではないので、参加者が相手の気持ちを思いやれないと…

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『週刊金曜日』が去年の『完全自殺マニュアル』批判記事を批判

去年の6月に共同通信社が地方紙に配信した『完全自殺マニュアル』に批判的だった記事を、『週刊金曜日』が問題ありと取り上げてくれた。元記事については、こちらのブログ記事を参照のこと。 今出ている3月29日号で「本は自殺を助長したのか」というタイトルで細部にわたりライターの長岡さんが、識者に話を聞きながら検証してくれている。もちろん長岡さんの文章もコメントも、この記事に批判的なものばかり。 そしてこれに関してインタビューもしていただき、それが掲載されている。そのタイトルが「生きていこう提唱した本だった」となっているけれども、それは自分が話した内容とは違う。言っていることのメインは以前反論のブログに書いたのと同じこと、つまりこの記事が非常に印象操作的であるということだ。 ぜひ読んでみてください。

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桜がまったく咲いていなかった花見居場所

今年初めての屋外での居場所は、去年と同じく早めの花見にした。去年と違ったのは、とにかく毎日気温が低いこと(というか去年が高かった)。予定していた土曜は雨で日曜に延期にしたけど、気温だけでも無理だった。 日曜に行ってみたら、去年はそこそこ咲いていた桜(ソメイヨシノ)が今年はまったく開花前。それでも公園はフライングしてしまった花見客でにぎわっていた。参加者は開始後1時間くらいは、自分も含めて5人。もともと精神状態が悪いので、延期になったから来られないのかなとそこそこ落ちた気分に。それでも結局は30人弱の人が集まった。 ここ2,3年聴きはじめたヒップホップの話を何度かして思ったが、やっぱり趣味の話はいいものだ。もちろん誰もがそうとは言わないが。自分は若い頃から何よりも音楽によって、力づけられて生きてきたのだった。 「あなたはまわりに支えられて生きている」などとよく言われる。自分が一番苦しかった時、自分を力づけてくれたのは「人間」ではなかった。そういう時に「人間」に助けてもらった記憶は不思議とない。むしろ「人間」のせいで苦しんだのだった。自分を力づけてくれたのは音楽だった。陳腐な言い方かもしれないが。だから自分は、人間より音楽に感謝する。 00年代から10年代前半は新しい音楽に興味をなくしていて、誰でも年を取るとこうして卒業するのだろうと思っていた。けれども最近また音楽から力を得るようになって、昔の感覚を思い出した。音楽が人を支える力については過小評価されている。映画でもアニメでもアートでも演…

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不適応者の居場所、3月は早花見

3月の居場所は、毎年苦しい選択を強いられる。暖かい日に外でやりたいけれども、遅らせるほど花見の全盛期に近づいてしまう。花見全盛の代々木公園は人が多すぎて、見つけることができないどころか、スマホすらつながらないので、会が成り立たない。そこで一週早めることにするけれども、今度は寒すぎの危険が出てくるし、そもそも春一番が強すぎて始められなかった年もあった。 というわけで今年も苦渋の選択で23日とし、低温・強風の場合も雨天のように翌日に延期することにします。そしてめちゃ混みの桜の下は避けます。「そこそこ混んでる花見会場」くらいの場所になるでしょう。仮に昼がポカポカでも夕方は急激に寒くなるので、場所は必ず日なたに取ります。油断せず防寒対策してきてください。花見開催5年やって、ようやくこのくらいの加減がわかってきました。そんなに難しければ別の場所でやればいいのに、それでもやっぱり中でやるよりは花見に便乗してストレスを発散したい。当たり前。便乗しましょう。 ***************************日時:3月23日(土)12時~16時(雨、開催時間中に10度を切るような低温、強風の場合は翌日に延期)。場所:代々木公園 中央広場の右下の桜のないエリア(図の赤印あたり? 正確な位置は当日発表)持ち物:各自の食べ物、飲み物(飲酒可)。おいしい手作りの食べ物(ビーガンもあり)は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    費用:食べ物代のみカンパ制で(1~1.5万くらい集まれば)。対象:ひきこもりがち、…

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2月の居場所の報告

極寒のはずの2月の居場所は、まあまあ暖かい日で、窓を開けていても暖房はいらなかった。参加者は45人くらいで、そのうち初めての人が10人以上?いた。そのせいで部屋の熱気があったからかもしれない。2月の3連休は嬉しいけど、何をしたらいいのかわからないところがある。こういう集まりなんかはちょうどよかったのかもしれない。 HSPの人(繊細さん)の居場所によく行っていた人からは、そうした居場所もこくちーずなんかで盛んに告知されていて、毎週のようにあると聞いた。あるひきこもり女子会に行っている人からは、50人くらい集まるとも聞いた。不適応者の居場所は何かに特化した居場所ではないけれども、居場所活動が盛んになっていて何より。 数学の大学院に行っていた人から、数学専攻者の世界の話を聞けたのにもなぜか感激した。以前に寺のお坊さんをやっていた人と話せた時にも、同じような感激があった。普通なら一生話せるとは思わない人と話せてしまう感動というものがある。 そしてやっぱりやってしまった音楽話。ビートルズとビーチボーイズ、CRASSとFUGAZI、ベルベットクラッシュとティーンエイジファンクラブ、カーディ・B、花譜、等々。 最近は心の調子が非常に悪いため、この居場所がなかったらそれも途切れることなく続いていただろう。この年になって思うのは、悩みがなくなることなんか一生ないということ。誰だってそうなのだ。 ※写真はバレンタインデーにちなんで、参加者の一人が配ってくれたチョコのクッキー。心が温まる。

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2月の不適応者の居場所も荻窪で(追記あり)

一年で一番寒くて、おそらく一番辛い月である2月。居場所でも行って乗り切りましょう。また荻窪でどうでしょうか。 ちなみにあまりに寒いので、先日サウナ付きスパに行った。ジャグジーやサウナに長時間浸かって帰ると、頭がやけにスッキリしている。そんなに身体に大きな変化があったとは思えないので、やっぱり入っている間に、考える脳を使うのを止めたからではないかと思った。入っている間に「あー、考えられないな」「今考えてないな」と思ってたのだ。身体感覚に気持ちが向いているので、考える脳は休んでいた。思えば日頃は、考える脳がフル回転しすぎで、全然休ませていなかった。悪いことを考えるのを止めるだけでなく、考えること自体を止めるのも大事だなと思った次第。今は常時接続のネット環境があるから、こんなふうに力技で断ち切らないと、ずっと考えてしまうことさえ中断できない。 居場所でくだらない話をするのも、いつもの考えをいったん止めるのにはいいです。 ****************************日時:2月24日(土)14~18時 場所:荻窪駅近くの貸会議室PSP (駅南口から徒歩5分。杉並区荻窪五丁目15-7 白凰ビル 4階 401<図の赤印。Googleマップでは「貸会議室アニノベーション」となっている>)   床に布を一面に敷き、座りたいです。なので最初と最後に会場を作る/元に戻す時間あり。持ち物:各自の飲み物(飲酒もOK)、食べ物も必要なら。おいしい手作りの食べ物はカンパ制でおそらくそこそこあります。敷く布は持…

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「不適応者の居場所」はこんなふうに思いついた

5年前から毎月やっている「不適応者の居場所」。これまでそれを考え出した経緯をちゃんと書いてこなかったけれども、忘れないうちに書きとめておきたい。 立ち上げるまでの具体的な経緯はというとーー自分がこの居場所を立ち上げたのは2018年11月。日本ではひきこもり問題とともに、その居場所を作る活動が盛んになってきていて、その動きに注目していた頃だ。 自分も「庵(いおり)」というひきこもりの人の居場所に、何度も参加させてもらっていた。庵にはとてもたくさんの人が訪れていて、いくつものグループに分かれて討論をする、とてもいい集会だった。けれども自分は、雑談をするだけの集まりはできないかなと思っていた。 たまたま「最初から2次会」をモットーに、居酒屋などで雑談するひきこもりの居場所「いけふくろうの会」を開催していた伊藤書佳さんと知り合いだった。そこで伊藤さんに、「討論やトークイベントなしで参加者が自由に駄弁りはじめるかどうか」を中心に詳しく聞いてみた。そしてやってみるしかないということになり、場所を予約したのだった。 その前に、形態を決める必要がある。最初は自分も、ひきこもりの人の居場所をやるのがいいのかなと思っていた。けれどもフリーランスの居場所だってあってほしいとも思った。それならいっそのこと、対象は「つながりをなくしがちな人全般」、やることは駄弁りのみ、もちろん酒あり、で行こうと決心した。 この自分がやるのだから、優等生ぶったって何にもならない。自分がやさぐれていた若い頃なら、真面目な居場…

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