2011年04月27日

カネでは償えない苦痛が今、福島で

福島県産牛乳 学校給食で●福島では、逃げたくても逃げられない妊婦・母親がたくさん出ている。

20人の妊婦さん、全員来れませんでした! (被災者支援・つなぐ光)

「現地では、避難しようにも避難できない「しがらみ」があります。多くの親族や友達がいて、みんなが歯を食いしばっているわけですから、「自分だけ」が抜け出すのは許されない呪縛があります。」

ユメル(新生児の母親で福島から逃げられないユメルさんからのメール)

「母乳からヨウ素がでたとニュースで報道されていても泣きながら授乳をしています。」 


●その他、福島で起きている苦痛は、到底カネで償いきれるものではない。せいぜい原発を推進してきた連中、儲けてきた企業の資産をかき集めて賠償することだ。国民だって被害者なのだから、税金や値上げした電気料金で償うなど許されない。
「警戒区域」、瀕死の家畜を殺処分へ (読売)
震災前の時点で警戒区域の9市町村には牛約4000頭、豚約3万頭、鶏約63万羽、馬約100頭が飼育されていた。」

原発に負けない 福島・飯舘で集会 (毎日)

「決起集会「愛する飯舘村を還せ!!」を開いた。約200人が参加した。」

福島第1原発:福島の農民ら350人 東電へ抗議 (毎日)


●苦痛は、関東にも及んでいる。野菜の産地を気にし、自分の子供を気遣って水筒を持たせる母親が「神経過敏」で厄介な人扱いされるとは! それが“普通の神経”だ!

「風評被害キャンペーン」も非常によくない。ストロンチウム90のように、飛び散っているのがわかっているのに、基準値がないから調べていない放射性物質もあるのだ。放射能が混ざった食べ物が売れなくなるのは、本当に残念だが仕方のないことだ。だからそれを食べることではなく(そんなことをしたら放射能の被害がどんどん拡大してしまう!)、皆で文句を言って、放射能をばら撒いた連中に賠償させることで解決するべきだ。

「野菜の産地はどこ」「水筒持参したい」 母親たちの放射能過敏 (JCAST

再度、ストロンチウム90に警戒を (私設原子力情報室)

鎌仲ひとみ氏のツイート

「チェルノブイリの時、スウェーデンでは2ヶ月みんな牛乳をがまんした。」

5・7 原発やめろデモ!!!!!!!.jpg●24日(日)には、東京のふたつのデモに約1万人が参加した。ゴールデンウィークにも原発に反対するデモが続々とある。ここ数年散々デモに行っていたが、同じテーマで毎週これほど大きなデモが起きるなんてありえないことだった。そのくらい、この盛り上がりは凄まじい。

東京、毎日、朝日などの新聞も、原発の批判をするようになってきたが、人々の声がこのいい変化を後押ししていることは間違いない。日本のムバラクやカダフィを黙らせるまで、もう少しだ。
すべての拳を掲げろ!!!

4月30日(土) 脱原発デモ@渋谷・原宿

5月3日(火・祝)自由と生存のメーデー 2011 (今年は原発と労働をテーマに入れている)

5月7日(土) 原発やめろデモ!!!!!!! (このデモは逃してはいけない!)

「反原発できっこない」石原知事、保坂新世田谷区長を批判

「原子力に関する日本人の独特のセンチメントがある。風車とか太陽光とか言うのはやさしいが、今の日本経済を支える電力の供給はできっこない」

図は、福島の小学校給食に地元の牛乳を使うようになるという通知。「原発の安全神話」は崩壊したのに、「放射能の安全神話」は揺らがない。

posted by 鶴見済 at 23:50| 原発 | 更新情報をチェックする

2011年04月20日

東芝、日立、三菱重工にも責任がある

東芝新聞全面広告 2011年2月27日.jpg電力会社がなぜ原発を推進するのか? 80年代から言われているのは、設備投資した金額をそのまま電気代に上乗せしていいことになっているからだ(註1)。原発は一基3000〜5000億円と、火力発電所の3倍も高くつく。その分だけ電気代を上げることができ、儲かる。そのせいで日本人は、「世界一高い」と言われる電気代を払わされ続けている。

ただしこの構造は、ややわかりにくい。


その点、東芝、日立、三菱重工という、日本に3つしかない原発メーカーが原発推進にこだわる理由は、とてもわかりやすい(註2)。受注する側としては、当然高いほど儲かるのだ。ここ数年の日本の原発ブームの重点は「原発の輸出」にあり、その中心になっていたのは、電力会社よりも、これら3つの原発メーカーだった。これら3社は日本・世界の原発の巨大な推進力であり、逆に彼らが原発を作る気をなくせば、少なくとも国内の新規増設は難しいだろう(註3)。

特に東芝は、「原子力世界シェアNo1」「世界の原子力リーディイングカンパニー」を自称し、原発の輸出やウランの採掘にも熱心だった。もちろん、輸出される国の人々も、福島の人々も、我々も怒っている。それなのに「原発作りはやめない」と公言する、こういう”神経”にどう対応したらいいのか?(註4)


エネルギーシフトパレード.pngとりあえず24日もデモがあってよかった(註5)。こんな時にデモで、同じ考えの人たちに会って、思い切り言いたいことが言えなかったら、頭がおかしくなりそうだ。そのくらいこの社会では、マスコミやら癒着やらにねじ曲げられて、当たり前のことがまともに通らない(註6)。


(註1)87年広瀬隆の『危険な話』でも、『世界』2011年1月号の原発特集でも、そう言われている。このサイトでも。 ⇒なぜ原発は推進されるのか (よくわかる原子力)

(註2)「原発の必要性変わらない」 佐々木・東芝社長 (日経)

「「長期的には原発の必要性は変わらない」として経営の柱とする戦略は変えない考えを示した。」

東芝の社長は原子力事業部出身。
その他の最近の推進論としては、次のようなものが。

急接近:中曽根康弘さん (毎日)

「この苦難を突破し、先見として活用すれば、日本の原発政策はより強固なものとして発展すると思う。そうしていかなければならない。」
中曽根(92歳)は、日本で一番熱心に原発を推進してきた政治家である。こういう人物にとっては、「核を作る技術を持っていたい」という動機が大きいのかもしれない。
経財相、電力「原子力に頼る状況から抜け出すことはできない」 (日経)

「「日本人の生活レベルをどんどん落としてよいならば、江戸時代に戻ることもできる。原子力は引き続き重要なエネルギー源であり、日本が電力生産を原子力に頼る状況から抜け出すことはできない」と語り、原子力エネルギーの必要性を改めて強調した。」

経財相・与謝野馨は日本原子力発電出身で、中曽根の秘書も勤めている。

こうして見ると頑なな原発推進論には、「今さら否定できないから」という理由もあるように思える。老人の保身のために子供や若者が将来を脅かされるのは、完全な不正だ。

(註3)このあたりの話は、以前の日記を参照。⇒なぜ原発は推進されるのか?

(註4)自分は東芝、日立、三菱重工の3社に、メールで「まったく安全でないことがわかったのだから、原発の製造と輸出をやめてほしいが、やめる気はないのか?」という質問・意見を送った。が、まだ返事がない。

東芝へのご意見・ご要望

東芝へのお問い合わせ・ご質問

総合お問い合わせ:日立

三菱重工|お問い合わせ

(註5)バイバイげんぱつ エネルギーシフトパレード (自分はこれに行く予定)

4/24原発とめよう!東京ネットワーク、集会&デモ

(註6)新聞やテレビにも、原発批判が大きく出るようになり、論調は変わってきている。そもそも首相が、原発推進を見直すと繰り返し言っているのだ。

首相、原発増設の凍結示唆 (朝日)

写真は、東芝が2011年2月27日に新聞に出した全面広告。原発で儲けてきた企業は、損害賠償も負担すべきだ。「原子力のすべてを担う」と言っているわけだから。東芝製品の不買は、人として当然するべきことのひとつ。

posted by 鶴見済 at 23:56| 原発 | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

日本に原発を持ち込んだのは読売の社長である

さよなら原発 野菜デモ.jpg原爆を落とされた日本の人々は、もちろん原子力も放射能も大嫌いだった。その正しい嫌悪は、1954年アメリカの水爆実験による第五福竜丸の被爆で頂点に達した。その日本にどうやって原発を持ち込めたんだろうか? それをやった中心人物が「原子力の父」と呼ばれる読売新聞と日本テレビの社長、正力松太郎だった(註1)。

アメリカはその頃共産圏に対抗するため、西側諸国の核装備を進めたがっていた。そのひとつの方便が、「原子力の平和利用」つまり原発だった。

55年に国会議員にもなった正力松太郎は、このアメリカの意向を受け、「原子力平和利用懇談会」を立ち上げた。そこには、経団連会長を筆頭に、重工業、電力業界など経済界の主要メンバーが集まった。原子力導入に積極的な学者も集められた(註2)。

そして正力は読売新聞と日本テレビなどを使って、人々の原子力嫌いをねじ曲げ、いいイメージを植えつけるべく、一大世論操作を行なったのだ。

すでにここで、マスコミ、経済産業界、学者、政界が癒着した「原発推進派」が出来上がっていて、「アメリカの意向」までが入っているのに驚く(原発に限らず、これらがこの国の裏の中枢だ)。さらにマスコミが、ここまで偉そうに我々の考えを左右しようとするのにも驚く。あまりにも我々をナメている(なにしろ、人々の感覚のほうが正しかったのだ!)。
これが当時からずっと、今も変わらずに、マスコミを通じて行われていると言わざるを得ない。

デモなどを通した我々の下からの声が、推進派の連中に届いていないわけはない。連中は認めたくないだろうが(註3)、たくさんの人々が怒っているというのは、絶対に恐いはずなのだ。だからもっと怒ってやろう。推進派はまだまだナメたことを言っている(註4)。

16日(土)には、PARC主催の「さよなら原発・野菜デモ」がある(註5)。自分も有機無農薬でやってきた畑に、放射性物質を撒き散らされた被害者として加わろうと思う。

本当の正義を!

(註1)参考:原発導入のシナリオ 〜冷戦下の対日原子力戦略〜 (NHKのドキュメンタリー。必見)

『原発・正力・CIA』(新潮新書)という本には、より詳しく書かれている。

(註2)翌1956年に正力は、政府の原子力委員会委員長に就任。原子力産業界の中心的な組織「原子力産業会議」(現・原子力産業協会)の設立を呼びかけた。この会議は、東京電力会長・経団連評議会議長の菅礼之助を会長に、東電旧館に事務局を置いて発足した。

(註3)ナイキが宮下公園の名前を残すことにした時も、無印良品がイスラエルへの出店をやめた時にも、「大々的に反対されたから」とは言わなかった。

(註4)原子力は今後も基幹エネルギー─関電会長 (時事)

原子力委員長、推進政策は変えず (毎日)

東電社長が柏崎原発再開に言及 (新潟日報)

今これを堂々と言う連中がこんなにいるなら、黙っている推進派はどれほど多いことか!

(註5)野菜にも一言いわせて! さよなら原発デモ!!

関係ないが、ストロンチウム90がこれほど軽く扱われるとは、信じがたいことだ。

posted by 鶴見済 at 22:57| 原発 | 更新情報をチェックする

2011年04月11日

すべての拳を掲げろ

高円寺デモ.jpg「すべての拳を掲げろ! 私たちに新鮮な空気を吸わせろ! きれいな海を! きれいな空気を! これからも吸い続けたいぜ! 希望を! 本当の正義を!!!」

「私たちが生きてる間には解決できないかもしれない。それでも声をあげたいぞ! 未来に希望を残したいぞ! 子どもの子どもの子どもの子どもにも海で泳がせたいぞ!」

             ──rumiskyfishのデモでのMC(註)

 

大変なことが起きた。
高円寺の原発反対デモに1万5千人の人々が集まった。

これまでに行ったどのデモとも違うことは、いつも出発点に使っている公園に人々が溢れて入れないことでわかった。若者だけでなく、大人も子どもも年寄りもいる。出発してもしばらく身動きが取れない。自分がいたのがデモのどのあたりだったのかも、よくわからない。あまりにも隊列は長出発点の公園.jpgく、あちこちで立ち往生した。周りでは、「原発やめろ!」のコールがあちこちから自然発火のように起こり、それがデモの間中続いた。自分が終点の高円寺駅前に到着してから、デモの最後尾が来るまで1〜2時間かかった。

もちろんデモが盛り上がっても、社会が変わらなければ喜べないが、とりあえず人々の思いがわかった。朝日も読売も毎日も報道しなかったが、これをニュースだと思わないなら、笑ってやる。


(註)2011.4.10 高円寺原発反対デモrumi + skyfish

(参考映像)高円寺・原発やめろデモ!!!!!! 2011.4.10 
(とにかくこの映像を見てほしい。これでも、デモの先頭でなく、後ろのほうなのごく一部なのだ。他にもネットで動画はたくさん見られる。)

(参考ニュース)東京・高円寺で反原発デモ ネット通じ1万5千人 (共同)

「浜岡停止」求め2500人が都内で集会デモ (産経)

東電・清水社長、経団連副会長辞任へ (読売)

経団連会長、原発事故「甘かったのは国の安全基準」 (日経) 

「東電には頭が下がる。甘かったのは東電ではなく、国が設定した安全基準のほうだ」

東電が経済界の中枢にいるなら、マスコミも批判できないわけだ。
写真下は出発地点。デモの長さがわかる写真がなくて残念。

posted by 鶴見済 at 20:56| 原発 | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

「放射能は嫌だ」と言えない空気がある

原発やめろデモ.png自分は放射能(註1)が嫌で嫌でしょうがない。体を悪くするのも嫌だが、放射性物質を不当にも大人しく食わされているのはもっと嫌だ。けれども、そう言い出せない空気がある。

国やマスコミは、「嫌だ」と言わせない空気を作っている。放射能が悪くないなら、原発や原子力はそれほど悪いものではないのだから、それも当然だ。


基準値以下だろうが何だろうが、“発がん性物質”を嫌がるのは当然の心理であって、単なる「風評」などではない。それを「風評被害だ」と騒ぐのは、事を「農民・漁民」対「消費者」という対立関係に持ちこみたいからだ。本当は、「農民・漁民・消費者」が皆、放射能を嫌がっているだけなのに、この構図のなかでは「放射能をばら撒いた連中」は責任を問われない。

しまいには放射能を嫌がる海外の声でさえ、「風評」扱いする始末だ(註2)。


マスコミは今、戦時中のように大本営発表を一方的に流すことしかしていない。我々の下からの声は、街なかからまとめてぶつけよう(註3)。今ぶつけないと、このままうやむやにされそうだ(註4)。


(註1)「放射能」とは「放射性物質」が「放射線」を出す能力のことだが、自分は通りのいい「放射能」を多用することにしている。

(註2)「雨に放射性物質」韓国、休校やプロ野球中止も (読売)

「神経質」だの「微量なのに…」などという報道で溢れているが、そう言う前にばら撒いた連中が「すみません」とあやまるのが筋だ。我々に対してもそれは同じだ。

(註3)4月10日の反原発デモ案内 (マガジン9)

(註4)10年たって癌になっても、それと原発事故の関係を立証でき、訴訟に勝てる人がたくさんいるだろうか? ばら撒いた連中(単に東電だけでなく、「推進派」全部だと自分は思っている)は、今さえ乗り切ってしまえば、後は楽なのだ。

posted by 鶴見済 at 12:55| 原発 | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

石原慎太郎の原発礼賛発言集(追記あり)

石原慎太郎.jpg

石原慎太郎は、わざわざ被災・原発事故後の福島まで行って、日本経済のための原発推進論を公言するほどの原発推進論者だ。原発で儲けたい連中が勝手にやったこととは言え、福島の原発は東京のために作られたのだから、今都民がこの人物を知事に選んでしまうことがあるとしたら、その意味は重い。以下はその発言の一部。


「完ぺきな管理が行われれば、東京湾に原子力発電所を造ってもいい」「(日本には)それだけの管理能力があると思うし、技術もある」(2000年)

(新潟県刈羽村の住民投票でプルサーマル計画への反対が過半数となったことについて)「一部の反体制の人たちがたきつけて、日本をぶっこわしちゃおうということだろう」

「原子力発電所は仕事をすればするほど、危険だというわけも分からない理屈で反対している。東京湾に造ったっていいくらい日本の原発は安全だ」

「日本の原子力発電所の管理体制は世界で一番」(2001年)

「今までも訳の分からない連中が原発反対というので、福島に押しかけていって、デモなんかをやったらしいけれども」「私は基本的に原発の推進論者」 (2011年3月23日)


表現の「有害」扱い(自分もこの被害にあいそうになり大変だった)、女性・外国人・同性愛者の差別、そしてこの原発推進、等々からしても、こういう人物を自分たちの代表に選ぶことはない。落選させよう(と書くことには何の問題もない。特定の候補者を当選させるために書きまくると、公選法に触れる可能性も多少あるらしい。)


発言引用元:石原都知事 原発で暴言数々 (赤旗) 

「東京湾に原発」 ? (弁護士・澤藤統一郎氏のブログ)

(追記)候補者のエネルギー政策を知りたい有権者の会 石原慎太郎(78)
「現在の電力消費を前提とした産業構造や日本人の生活様式の根本体質が変わらない以上、単純に、今回の事故をもって、原子力全てを否定することだけでは解決しない。」「観念論や感情論に流されることなく現実を直視する姿勢が大切である。」
原発推進派の全員に、この放射能汚染の現実を直視してもらおう。

posted by 鶴見済 at 22:18| 日記 | 更新情報をチェックする

2011年04月05日

「海が汚れても問題ない」という狂気

川での放射能濃縮データ.bmp「放射能は海では薄まるので問題ない」というのが、“放射能安全キャンペーン”の最新バージョンだ(註1)。けれども、「魚には蓄積されない」として検査すらされていなかった放射性ヨウ素が(註2)、コウナゴという魚から高濃度で検出されてしまった(註3)。

彼ら推進派はもう、まるっきりダメである。農民や漁民、人々の怒りも高まっているのをひしひしと感じる(註4)。けれどもこの怒りは、推進派の猿芝居を止めるまでには、なかなか至らない(註5)。「偽りの民主主義」(註6)を打ち破るまで、あと一歩だ。

 

(註1)汚染水、大量に流れ出ても…専門家「魚などに蓄積ない」 (日経)

「専門家は「ただちに魚介類や海藻に蓄積していくとは考えにくい」と話す。」

汚染水を海に流すことについても、「環境への影響は軽微」だの「この濃度なら問題にならない」だのと言いたい放題だ。海や土は漁民や農民の財産であり、我々皆の貴重なコモンズだぞ!

(註2)放射性物質 茨城3漁協、魚介類の「安全宣言」 (毎日)

「放射性ヨウ素については規制がないため調べていないという。」

他にも規制がない放射性物質があるが、大丈夫なのか? 特にストロンチウム90がまったく出てこないのが、とても気になる。

(註3)コウナゴから高濃度ヨウ素 北茨城市沖、魚も基準値検討 (共同)

「厚労省は「放射性ヨウ素は魚に蓄積されず、暫定基準値は必要ないという原子力安全委員会の見解を覆す結果だ」としている。」

(註4)高円寺4.10原発やめろデモ!!!!!!!の賛同メッセージが素晴らしい!

(註5)このまま行くと、東海村原発事故の時のように、完全にうやむやにされてしまうかもしれない。何年かたってガンになる人が増えても、彼らは今言っていることをそのまま繰り返して、「因果関係を立証できない」と強弁すればいいわけだし。イギリスのセラフィールド再処理工場の周辺では白血病の発生率があきらかに大きかったのに、英国保健省は放射能による被爆との関係を否定した。⇒セラフィールド再処理工場からの放射能放出と白血病

(註6)こんな時に、原発を推進してきた自民党が大連立を呼びかけられていて、「原発推進派」を公言している石原慎太郎が優勢とは! これが民主主義か? 今東京都民が、原発推進の都知事を選ぶことが、福島の人たちに対してどういう意味を持つのかわかってるのか?
 石原慎太郎の原発推進発言 (朝日新聞福島総局のツイッターより)
「私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」。
図は米国・コロンビア川での放射能濃縮

posted by 鶴見済 at 23:52| 原発 | 更新情報をチェックする

2011年04月01日

それでも原発推進が叫ばれている

飯舘村の位置と周囲の汚染.jpg被災地と原発の問題は全然解決していないが(註1)、国はついに原発推進を見直して自然エネルギーに切り替えていくと言い出した(註2)。

ただし特に輸出分野で、堂々と原発推進が公言されているのを見ると(註3)、そうすんなりいくとも思えない。経済産業界のカネ儲けへの執念に、圧倒される思いだ。これはもうカネ儲けですらなく、単なる「意地」なのかもしれない。
自然エネルギーでは電力がまかなえない、などという連中の脅しも当たらない。スペインでは風力発電が21%、その他の自然エネルギーを合わせると42%を占めているのだ(註4)。

あとひと押しが足りないようなので、デモと集会に行こうと思う(註5)。


(註1)特に飯舘村がこのままでいいとは思えない。今関東にいることも体に悪いと思っている。

IAEA、2000万ベクレルに修正…飯舘 (毎日)

(註2)原発増設計画見直し (読売)

(註3)原発輸出に引き続き意欲=海江田経産相 (時事)

「同経産相は「こういう形で未曽有の原発危機を克服したと世界に対して報告したい」とも語った。」
これのどこが”克服”なのか聞きたい。

「原発推進」を明言 「島根」3号機は延期示唆−−中電社長 (毎日)

中国電力は上関原発の建設も続けると明言している。

日本原燃社長「プルサーマルは必要」強調 (産経)

ヨルダンとの原子力協定案を可決 原発事故後初の国際協定 (長崎新聞)

ちなみに、ヨルダンに原発を輸出するのは三菱重工。

出荷できなくなった野菜は、全部これら推進派の人たちに食べてもらいたい。安全だそうだから。
(註4)
スペインの風力発電、最大の電力供給源に (AFP)

(註5)2011SPRING LOVE〜春風〜   4.10原発やめろデモ!!!!!!!!!

(参考)ドイツのメディアは、こんなふうに言っている。

日本のメディアは原発事故を故意に過小評価している? (Zeit Online

「いまだに公共の場で騒動が起こる兆しはまったくない。(…)東京に住む誰もが感じている不安が公共の場で露わになる機会もほとんどない。」

放射能計測データのポータルサイト
図は、福島原発と飯館村(黄丸)の位置。放射能汚染は同心円状に広がるわけではない。

posted by 鶴見済 at 22:14| 原発 | 更新情報をチェックする