2013年04月03日

フィリピン報告会やります!

フィリピン 103.JPG2〜3月にフィリピンに行き、街や村を見て、現地アナキストが主催するエコ・キャンプに参加してきたので、その報告会をします。

自分が回ったのは、首都マニラ、セブ島・ネグロス島・ボホール島、そしてエコ・キャンプが行われたマニラ近郊のタナイ、同じくマニラ近郊の汚染された川と湖など。
フィリピンの街や村を見て印象に残ったのは、野宿者・物乞いの多さもさることながら、小さい商店や屋台が道の両脇にずらりと並んで、活況を呈していること(売れているかどうかは別として)。あらゆる食べ物と衣料品が売られ、電気製品の修理や刃物研ぎまでが路上の屋台で行われている。有象無象としか言いようのない老若男女がそこにたむろし、コミュニティを形成している。町の商店街を失うというのは、同時に何を失うことなのか痛感した。

フィリピン 282.JPG
こには大きなスーパーやショッピングモールやファストフードも進出していて、入口には警備員が自動小銃を持って立ち、入店者全員のバッグの中をチェックする。ショッピングモールやマクドナルドにはもちろん小ぎれいな小金持ちがたむろし(自分だってその一人だった)、大人しくバッグのなかを見せ、大人しくアーバンな行動をしている。声のでかい、服の汚れた、荒っぽい路上の人々はそこに入って来(られ)ない。
大商店はいずれ路上屋台を駆逐するかもしれないが、それが駆逐されつくし、モール内部が社会全体に行き渡ったのが日本なのだろうな、と思わざるを得なかった。ここではもう、いい歳をした大人が平日にそこらへんをブラブラすることはできないし、ビジネスマナーを身につけなければ大人になることも難しい。
まず自分からは、そんな話を写真を見ながら。

そして我々日本人にも深い関係があるフィリピンのモノカルチャー経済のこと(ネグロス島全体がサトウキビ畑になっていた)、川がゴミ溜め同然になっている都市の環境汚染の話なども。

現地のアナキストたちが主催するエコ・キャンプも素晴らしかった。郊外の村で、自律生活をしながら、ワークショップや討論会をやった。樋口氏がアナキストのフォーラムとエコ・キャンプの報告をしてくれます。
そしてフィリピン料理はまずいなどと言われるが、本当にそうなのか!? サパ子さんがメヌードなどのフィリピン料理を作ってくれます。

onsite flood.jpgまたこのイベントからは、今回つながりを持ったフィリピンのマニラ近郊にある二つのインフォショップ「Etnikobandido」 と「OnSite Infoshop」へのカンパを集めて送りたいと思います。
特にOnsiteという場所では、雨季には日本の我々には信じられないような洪水の被害にあっていて、広く支援を求めています。何しろ、雨季になると腰くらいまで床上浸水しっぱなしで、水は滞留し、そこには大小便も垂れ流され、蚊が大量発生し、特にその時期に医療品をはじめとする生活物資が不足するという大変なことにーー。

OnSiteからの支援の呼びかけ(日本語訳、英語)


ぜひ、デモ後、花見後にお立ち寄りください!

フィリピン 027.JPGフィリピン紀行報告会
「アンチ・キャピタリズム・カフェ#4 フィリピンー日本連帯編」
日時:4月7日(日)19:00〜
会場:IRREGULAR RHYTHM ASYLUM(新宿)

参加費:カンパ制(フィリピンのインフォショップへの支援に使います)
内容:
鶴見済「フィリピンの街とプランテーションを見てきた!」
樋口拓朗「群島のアナキスト達:フォーラムとエコ・キャンプ報告」
サパ子のフィリピンフードと解説

Etnikobandido

OnSite Infoshop
(洪水被害の報告あり)

ブラック&グリーンフォーラム
エコ・キャンプ(去年のレポート)

写真は上から、屋台の携帯電話修理屋の人々。エコ・キャンプの様子。OnSite の洪水被害。夜のマニラ湾沿岸に何百メートルにもわたって寝ている野宿者。

posted by 鶴見済 at 13:06| 日記 | 更新情報をチェックする