エジプトの駄弁り文化はすさまじい

エジプトに少し長めの旅行に行ってきた。自分は旅行中、そこに住んでいる人の暮らしに触れるのが好きなので、地域の屋台や小さな飲食店にばかり行っている。地元の人が乗りこなす小さなバスにもよく乗る(料金は15円くらい)。自転車や徒歩で、住宅地みたいなところを見て回るのも好きだ。 今回そんなふうに見ていて驚いたのが、都会でも地方でも盛んな駄弁り文化・カフェ文化だ。カフェは夕方から夜にかけて、駄弁る人々で一杯になる。カイロのカフェが集中している地帯では、ざわざわと話声が響いている。地方ではサッカーの中継を大画面で見る人も多い。街頭テレビといったところか。平日昼でも、水タバコを吸いながらのんびり話していたり、独特のボードゲームをしていたり。カフェに限らず、街頭や公園のそこかしこに腰かけて、あるいは連れ立って歩きながら、延々と会話をしている。大通りでない路地にも、子供も大人も人が溢れていて、彼らがまた立ち話をしている。 インドネシアをはじめ東南アジアでもよく感じたのだが、平日でも人々が夜に連れ立って外に出て、延々駄弁るという文化がある。学校や職場しか行くところがないような社会とはまるで違う。エジプトは物質的には豊かな国とは言えない。失業率も高い。そんな場所で何か楽しめることと言えば、やはり会話ということになるだろう。何しろ無料だし、昔から親しまれてきた娯楽だ。もしこの会話を毎日数時間でも心から楽しんでいるなら、他に何もいらないかもな、と思える。 もちろん、旅行者にはわからない仲間外れ、いじめ、敵対はあるに決…

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「不適応者の居場所@公園」の報告

5月の不適応者の居場所は、代々木公園で昼の時間にやった。昼頃に場所を取りに行くと、天気がいいので花見でもないのにたくさんの人がピクニックしていて、なんとなく嬉しくなる。一人でシートを広げて座ると、池の噴水が見えて、風が吹いて来た。これだけでもう成功だよなあ、などと思った。いつもより2時間も長くやってしまったのだが、いるだけでも気持ちがいいので、それほど疲れは感じなかった。今回は自分で集まりを開いていた人、始めた人に多く会えた。バーの一日店長としてのつながり作りや、公園でごろ寝する集まりを始めた人、つながり作りとして0円ショップを始める人もいた。複数のシェアハウスでゲームなどをやる集まりを開いていた人とも話せたし、人が集まれるスペースをやっていた人は、今度路上鍋会をやるそうだ。色々なやり方があって勉強になる。 よく言うことだが、「社会に適応できない(しない)人=何もできない人」、などということはない。人がやる無数のことのなかの、テキパキと動く、ハキハキ答える、職場集団に溶け込む、じっと動かず続ける、といったことが苦手というだけだ。けれども、こうした仕事でしか金を稼ぐ手立てがないこの社会では、それをもって社会不適応者と見なされる。こうしたことは、200年前だったら誰もできなかっただろうし、今でも全員ができるはずのないことだ。 もちろん、何かの集まりを主宰することも、人がやる無数のことのごく一部であって、それができるできないで何かが大きく違うわけでもないが。何かをしている人は偉くて、何もしていない人…

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5月の不適応者の居場所は公園で

5月の不適応者の居場所は、前回の花見に続き、また代々木公園でやりたいと思います。前回来た人に、公園と中とどちらがいいか聞いてみたところ、圧倒的に公園という答えだったので。また、公園などの無料の公共スペースを有効に使うことは、これからもっとたくさんの人がやっていったほうがいいと思うので。 日時:5月18日(土)13時~18時くらいまで。雨天延期。場所:代々木公園中央広場の噴水池寄り。正確な位置は、当日の開始1時間前くらいにtwitterで発表。(外でTwitterを見られない人にはすみません。前回は花見のため、人が多くて場所がわかりづらかったのですが、今度はそれほどたくさんはいないのでわかると思います。目印も考えます)費用:ビーガンのケータリング代15000円のみをカンパで賄いたいです。酒などの飲み物は各自持参+持ち寄りにさせてください。どれだけ人が来てどれだけ必要なのかわからず、前回は大量に余らせてしまったため。自分からは箱ワイン持っていきます。一応エジプトの土産(つまらない物)もあります。注意:ハラスメントはなしで。勧誘目的の参加もご遠慮を。 ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、メンヘラなど様々な理由でつながりをなくしがちな人が、駄弁りながらつながる集まりです。今、日本の社会に必要なのは、こういうものだと思ってます。集団の一部になって安心する方向ではなく、個人が個人として普通に社会に在るために。 花見の報告 趣旨 

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