「不適応者の居場所@秋の公園」の報告
10月の「不適応者の居場所@代々木公園」は、参加者30数人。そのうち初めての人が10人以上いた。話しを聞いてみると、やはりこれまでは、気づいていたけれども暑かったりなんなりで、抵抗があり来られなかったという人が結構いた。今日なら外でも気候もよさそうだと。こういう条件が、来られる来られないに大きく関わるのだなと勉強になる。
確かにこの日は、暑くも寒くもない、しばらくぶりの絶好の気候のなかでできた。単に天気がよく、いい場所にいるだけで、幸せな気分になるのだから、人の幸せとはわからないものだ。「〇〇がないからもう幸せになれない」というのも考えものだ。
そしてひどい家庭の話にもなった。こういう話は滅多にするものではないし、本人が言いたいかどうかもわからないのだけれども、ないわけがないのであって、できる場所があるのは大事だ。例えばいじめ被害の体験は多くの人にあるはずだが、話せる場なんかあるだろうか? また普通の場所で、話したいと思うか? ひどい家庭の話もそれに近いものがある。もっとも色々な話をしているので、そうした話の場でもないわけだが(それは特別な支援の場や自助グループになるだろう)。
次回はまた公園になるかもしれないが、紅葉を見てみたいものの、気温が心配。