10月のノジュロックでかけた曲

10/16にやったノジュロックという素晴らしいDIYロックイベントで、DJをやらせてもらったので、曲目を書いておく。もう6回目くらいだと思う。 1.Dancing in The Street (マーサ&ザ・バンデラス)2.月ひとしずく (小泉今日子)3.You Can't Hurry Love (ザ・シュープリームス)4.Bad Reputation (アヴィリル・ラヴィーン)5.翼の折れたエンジェル (中村あゆみ)6.Girls Just Want to Have Fun(シンディー・ローパー)7.Delicious (シャンプー)8.I Love Rock'n'Roll (ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ)9.バレンタイン・キッス (国生さゆり)10.夢中人 (フェイ・ウォン)11.Don't Wanna Cry (安室奈美恵) 色々言い訳がしたいので、文字数の少ないTwitterなんかには書かなかった。 まず、アイドルっぽい曲を選んだのだが、いつもは洋楽ロックが中心で、こういうのは初めてだということ。 そして、何も考えがないのかと言えばそうでもない。1、2、3、9、10はそんなにないかもしれないが、それでも少しある。 6なんかは大いにある。自分は曲をかけながら少し解説するのだが、この曲のところでは「こういう曲が聴く人に与える影響は測り知れない」と言った。そもそも全米2位(84年)の大ヒット曲なので、聴いた人の数がとてつもなく多い。 そして暇があれば、このビデオクリップを…

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久々の公園の居場所の報告

10月の「不適応者の居場所」は、4ヵ月ぶりに公園でやった。久々だったせいか、参加者は入れ替わった人も合わせて40人くらいで、外でやった集まりでは最多だったかもしれない。長い間、集まりを開けていなかったからだろう。男女比は2:1くらい(?)、年齢は20代から40代あたりが中心だったか。 もともと用意したシートに、さらに別のシートを何枚も付けたして、距離は十分に取れた。(と言っても、今は1年数か月ぶりの、世の中に感染者が特に少ない時期なんだが)。 その晩ぐっすり眠って起きてみて、いつになく気が晴れているのを感じて、「ああこれまで何カ月もうつだったんだな」と、ようやく気づくようだった。日々外にも出ているし、人にも会っているのに。気が晴れた状態というのを体験しないと、自分でもなかなかわからないものだ。コロナの鬱は、大体こんなかかり方をしていそうで怖い。いつもと変わらないと思っていても、発散は意識して入れていきたい。 コロナ騒動が起きてから、心の問題がほとんど顧みられないなと感じる。感染で死ななければよし。うつで苦しんでいようが何だろうが、相当の負荷がかかってもよしとする。ただし死んだら、それは泣き叫んで悲しむような大惨事である。(死者の数字だけが、惨事かどうかを決定する)。そんな世の中の傾向には、ちょっとうんざりする。コロナに関わらず、この国にはそういう傾向があり、我々の人生観をゆがめていると思っている。 ※写真は代々木公園の居場所周辺の風景。クリック・タップして見てください。

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24日、久々に公園で居場所やります

10月の不適応者の居場所は、久々に公園でやります。 日時:10月24日(日)13時~17時(予定)。 場所:代々木公園、三本キノコの休憩舎の近く(図参照)。当日決まったらさらに詳しくTwitterで告知します。 やること:つながりをなくしがちな人がつながる。具体的には、座って駄弁るだけ。(感染対策はやりますが、各自気をつけて)。 持ち物:飲食物。シートは用意します。お酒は水筒などに入れて、それとわからぬように飲んでいただきたいです。美味しい食べ物がカンパ制でそこそこあると思います。 対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ニートなど、様々理由でつながりをなくしがちな人(久々にこれ書いたな。実質、誰でも参加可)。 注意:●もしかすると何かの注意が来て、シートを離して座ったり、移動したりすることがあるかもしれません。それでもよければ。酒は水筒などに。 ●参加者がおたがいさまの気持ちで相手を思いやれないと、会が成り立ちません(支援活動ではありません)。ハラスメント、中傷など、相手への加害を抑えられない人の参加はできません。 代々木公園の立ち入り禁止区域は、花見の期間中という当初の予定を理由もなく延長して、今も続いている。感染者の多寡に関係なく。(五輪終わるまでやる気だぞと思ったら、五輪が終わってもやっている!)公園側か、公園を管理しているどこかの独自判断ということなのだろう。公園が禁止事項であふれていって、結局使えなくなるのと同じ。同じ人たちがやっていること…

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「政府と戦えよ」という圧、「革命モデル」について(後半)

間が空いてしまったが、前回の続きを。 前回 ↓「もっと政治に怒れ」という圧、「革命モデル」について ①すべての問題は社会制度や政治の、つまり政府のせいである。②それを解決する方法は、民衆が怒りで立ち上がり政府を倒す(変える)ことである。 こういう方向に寄せて社会の問題をとらえようとするひとつの流れがある。それを便宜的に「革命モデル」と呼んだ。そして、この革命モデルだけしかないと思い込むのは問題だと言ったのが前回だ。(もちろん政府に訴える必要がある社会問題はあるので、自分も政府に文句を言うが、単にそういうことを言っているのではない)。さて、例えば。かつて、親が子供を殴っていて、子の人生を勝手に決めていたのは不幸だった。(太古から自分の子どもの頃まで、ずっとそうだった)。それが減ってきたのは、とてつもなく大きな社会変革だった。世の中はこうやって生きやすくなってきたのだな、本当によかったと痛感する。けれどもこの問題はもともと、政府のせいではなかったし、民衆が政府を変えることで解決したのではない。 何がこの大変革を起こしたのか?何かを「これだ」と言い当てるのは難しい。けれども戦後のロックや若者映画などのサブカルチャーは、確実に大きな原動力になった。 音楽や映画や小説を通して、親や教師など上からの支配の批判をあれだけやった分野はめったにない。自分がよく聴いた80年代の日本のパンクが反抗していたのも、まずは親をはじめとする上からの抑圧だ。もちろん洋楽ロック全般でもそれは基本で、クイーンには「お前…

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