不適応者の居場所@夜の公園の報告

暑いなら、夜やればよかったんだった。16時半くらいに代々木公園に場所を取った時は、まだ少し暑かった。それでももう木陰ならかなり過ごしやすい。取った場所は街灯からも近く、木はあっても鬱蒼としていない開けたところ。18時くらいには、まだ明るくて、なおかつ「秋みたい」と言葉が出るくらい涼しくなった。そして夜になってもこういう場所には、蚊なんか全然出なかった。とても過ごしやすくて、清少納言が「夏は夜」と言った気持ちがわかる。 参加したのは30人くらい。初めての人は5人? 男女比は2:1か。このために福岡から来られた方がいて、最遠記録を更新したかもしれない。 よく知らないのだが、YOASOBIのような夜ボカロP系の楽曲が、ゲスの極み乙女に似ていて、影響があるのではないか、という最近思っていたことが言えてよかった。ピアノが入っているアレンジが特にそうだけど、それだけじゃない気がする(よく知らないで言ってるが)。 もちろんこんな話ばかりしてないが。ただ、ロック、ポップス、ヒップホップの固有名詞多めの話は結構してしまって、誰にでもわかるわけではないのが悪いとは思っている。 ただ有意義な話なんかをするのはもちろん好きなのだが、そういうクソどうでもいい話を、「それある!」みたいにやっている時こそ、命が燃えている気がする、、、 あいみょんの『生きていたんだよな』、「生きていてほしかった」なんて思わず付けてしまいそうになるけど、そうした言葉の寸前で止まっている、そうかと言って、これでいいというニュアンスもな…

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7月の居場所は夜の公園で

夏は夜(枕草子)。ということで、7月の不適応者の居場所は夜の公園でやりたいです。夏は暑いから外は難しいと思ってきたけれども、夜にすればいいのではないかと思いつきました。中でやっている時も、夜にやってたわけだし。 日時:7月23日(土)17時~21時 (雨の場合は翌日)場所:代々木公園の中央門より南側の「桜の園」のあたり(図の赤印)。正確な場所は、当日決まり次第Twitterの鶴見アカウントで発表します。持ち物:各自の食べ物、飲み物(酒OK)。おいしい食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、おたがい様の気持ちで相手を思いやる姿勢がないと成り立ちません。・途中で座る場所を変わったりするのは、こういう集まりでは普通。せっかく来たので、なるべくたくさんの人と話すのもいいです。逆に席を変わられても、がっかりすることはありません。・ずっとは長いので、少しだけいるのも可。・ほとんどの方はひとりで来られてます。 ただしひとつだけ心配なのは「蚊」。木の下など鬱蒼とした場所は選ばないので、多分大丈夫だと思います。が、実地調査をしていないので、確証はできません。(下見に行った日に雨が降ってしまい、確認できず。何日も下見に費やすほど労力はかけたくない)蚊取り線香は持っていきます。一応…

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新刊に自分の書きづらいことを書けたわけ

新刊『人間関係を半分降りる』についての大まかなことは、著者インタビューや版元の特設ページに公開されている。特設ページやAmazonでは前書きなどのためし読みもできる。 『QJ』著者インタビュー筑摩書房の本のページamazonのページ さて、それ以外にここで言いたいことは何だろう? この本を書くときに心がけたのは、読みやすいものにすること。これまでのようなデータや分析ではなくて、エッセイや生き方本のように読みやすいものにしたかった。最大の資料になったのは、自分の10代、20代の日記だ。もちろんかなり調べてもいるが、前面には出していない。 本の帯にも書いてある、社交不安障害や兄弟間DVなどの「自分の過去の悲痛な体験」の部分が、一番興味を持ってもらえるところかもしれない。それを書かないと、「人間は醜い」という言葉の意味がわかってもらえないだろう。 これだけ長く物を書いてきたのに、今になってこんなことが言えるようになったのはなぜか?自分より若い物を書く人が、いや物書きでない人も、堂々とそんなことを書いたり言ったりしているのに励まされたからだ。(アセクシャルであることを堂々とテレビで語る若い人にも、胸のすく思いだった)。不適応者の居場所で、こんなことを話せたのも大きかった。 もっとも昔は昔で、他の誰よりも自分の言いづらいことを言うほうだったのだが。いや、もちろんまったく言わなくてもいいのだが。迫られても、嫌なら堂々と言わずにいればいい。 あとは、「気楽になる方法」を最終章にまとめていることか。…

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