「危ない」だらけのフィリピン、生き生きした感覚をなくした我々

フィリピンのセブ島とその近辺を、10年ぶりに2週間ブラブラしてきた。日本とはまるで違う「危ない」だらけの場所だった。けれどもそれが嫌だったかというと、そうでもない。それどころか、歩いているうちに生き生きしてきた。我ながらつくづく考えてしまった。 「危ない」だらけとはどういうことか。まずは犯罪だ。例えばセブ島最大の都市セブシティのダウンタウン(貧困地区)。ここの目抜き通り(コロン通り)や巨大マーケット(カルボンマーケット)は、ガイドブックでも行ってはいけないとか、車から見るだけにしておけと言われるところ。確かにスリはいるようだ。歩道ですら満員電車状態なので、カバンは前でしっかり持っていたほうがいい。ストリートチルドレンのたかりも多くて、子供だからと安心してはいけない。けれどもダウンタウンはとても広くて、むしろこの街のメインだ。スラムではなく普通の人々が暮らしているのだし、行ってはいけないなどという扱いはちょっと腹立たしくもある。 そして食べ物の菌。これ以降は大都市ダウンタウンでも、地方都市・田舎町でも同じだ。屋台では店頭に一日中食べ物を出しているので、衛生的には日本ではアウトだろう。加熱もせず日が当たったりしている。けれどもこの屋台飯が異様においしいので、腹をこわすぞと言われるがこればかり食べていた。 そして事故・怪我の危険も多い。10年前に比べれば横断歩道・信号は増えたものの、まだまだ多くない。車が通らないタイミングで道を渡るのは当たり前だ。自分はレンタルバイクをよく借りていたが、ま…

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早花見の居場所の報告

3月の居場所はコロナがあってもなくても大変だ。我々は年中花見みたいなことばかりやっている変わり者集団だが、代々木公園は都内有数の花見の名所でもある。花見のピークにかぶってしまうと、場所がない、スマホは通じなくてたどり着けないで、そもそも居場所が成立しなくなる。今回は「ピークよりも早めの時期ってどうなんだろう」と思いやってみたら、わりといい環境だった。 3月はまだ寒いので、ピークより前にずらすというのはなかなかやらないが、ピクニックの人は広大な広場に点在している状態で、桜もまあ咲いている。このくらいなら狂乱の騒ぎに圧倒されるわけではなく、自然に気分が上がる。人が多いのも悪くないなと思える程度の人の多さって、なかなか経験できないのだが、まさにそれだった。ただしネットはつながりにくなっていて、ツイートを送信しても反映されないので、削除してやり直しが続いたけれども。花見って本来は 参加者は35人くらい。初めての人は10人くらいと多めだった。海外旅行の話、マンガを描く話、星新一の読書会の話、煮物を作る話(薄味で煮崩れのない絶妙の煮物を差し入れてくれた人がいた)、酒と甘いものの話、ロックフェスの話、、、、あとなんだっけな。 寒さばかり気にしていたら最初の頃はむしろ暑くて困るほどで、心配って当たらないなと思ったのはこの日も同じ。 ※上の写真で桜の向こうに見えているのがこの居場所。

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3月、不適応者の早花見

3月の居場所は久々に外に出て、少し早い花見をやってみたいです。ここらへんギリギリの選択なんですが、もう暖かいので外でやりたい。けれども花見真っ盛りの時期にやると、人が多すぎて全然うまくいかない(一度だけ花見のど真ん中でやったら、場所もないし騒がしいし、場所が見つからない人続出で失敗した)。なので少し早めようということで18日(土)を考えました。 ただ満開予報がどんどん早まって18日に近づいてしまった。そして18日の予報は今のところ雨で低温。不安要素だらけで本当に面倒くさい。 というわけで一応18日ですが、雨の場合はもちろん、気温が15℃以下だったら12月と同じなので翌日に延期しようと思います。場所は、混雑する桜の下はやめます(居場所が目的なので桜はいらない)。桜の下でない中央広場の真ん中寄りのあたりでやりたい(それでも噴水池側で)。正確な場所はTwitterで発表するつもりですが、人が多くてネットがつながりにくかったらすみません。 ちなみにフィリピンの地方都市に行ってきて、大勢が夜な夜な公園に繰り出して駄弁っているのを目撃し、公園駄弁りはアジア的に見たたメジャーな楽しみ方だと知ったのだった。 ************************ 日時:3月18日(土)12時~16時(雨、低温の場合は翌日に延期)。場所:代々木公園 中央広場の桜のないあたり(なんとなく図の赤のあたりか? 正確な位置は当日発表) 持ち物:各自の食べ物、飲み物(飲酒可)。おいしい手作りの食べ物(ビーガンもあり…

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