盆踊りに行くとなぜうつが晴れるのか

梅雨明け直後に二晩連続で各々盛り上がることで有名な盆踊りに行ってみたら、うつが劇的に改善していた。去年も薄く感じていたのだが、今年のほうがはるかに病んでいたので、変化がハッキリとわかった。中途覚醒後に眠れなくなる症状も同時に忽然と消えたので、あれもうつのせいだったのかとわかった。こんなにうつが晴れたのは、5月に自転車で多摩川河口まで丸1日かけて行ってきた時以来だ。 片道4時間くらいかけて多摩川を河口まで自転車で走ってきたら、翌日うつが劇的に回復していた。理由がはっきりしなくても、一時的でも、こういう治り方はある。「セロトニンが~」という方向とは別の体系の、うつへの対処法や説明があり得るはず。 pic.twitter.com/1DyMvyPHGR— 鶴見済 『人間関係を半分降りる』発売中 (@wtsurumi) May 11, 2024 ちなみに東南アジアの海にシュノーケルをしに行った後は、最も劇的に、長い間うつが晴れることはわかっている。 こうなると「何がうつを晴らすのか」について考えざるを得ない。それがわかれば自分なりのオリジナルな技を開発して、うつをこまめに治していくこともできるのではないか。 盆踊りでは何がよかったのだろうか。行ったのは横浜・鶴見の總持寺の通称「一休さん盆踊り」(写真)と、高円寺にある大和町八幡神社の大盆踊りだった。どちらも人が多く盛り上がることで知られる。考えられる理由は、・ずっと踊っていたので運動になった・暑さで頭がボーっとして脳内が空白になった・…

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一年で一番暑い居場所は8月17日

一年で一番暑い8月の不適応者の居場所は、例によって荻窪の貸しスペースでやりたいです。今回は15時からなので気をつけてください。この貸しスペースは格安で特に人気があるので、1か月も前でも希望どおりにはいきません。 これを書いているのは梅雨明け宣言直後で、1年でも一番暑いと思われる時期。もちろん連日猛暑日。ただし台湾に住んでいる友人と連絡していると、向こうはたいてい37℃だとのことでした。それでも彼は台湾のほうがいいと言う。確かにフィリピンに行くと、旅行なので単純に比較できないとはいえ、日本ほどには暑さが苦痛とは思えません。どうやら気温が高いほど不快というわけではないらしい。うまく暑さを避けて過ごせる工夫が、至る所にあるような気がする。日陰をうまく作っていたり、外に出て遊ぶのは夜にしたり。東京の場合は暑いだけではないので、暑さに対して無防備にできているのではないか。 というわけで、それを自覚しておくのはいいかもしれません。涼しい場所で駄弁って憂さを晴らすのは、東南アジアでも常套手段です。 <注意>会場側から、猛暑でエアコンの効きが悪いと連絡をもらい、下見しました。エアコンは壊れていませんが、室温は下がりきらない感じです。 冷たい飲み物やうちわなど、対策推奨します。うちわは数枚持っていきます。 ******************** 日時:8月17日(土)15~19時  場所:荻窪駅近くの貸会議室PSP (駅南口から徒歩5分。杉並区荻窪五丁目15-7 白凰ビル 4階 401<図の赤印。…

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7月の居場所の報告

7月の不適応者の居場所は、暑さもそこそこだったせいか、参加者も40人くらいとまあまあ多かった。 久々に0円ショップコーナーを作ってみたら、本や家庭用品などかなりたくさん放出され貰われた。これなら屋内では毎回やってみてもいい。特にタイみやげの、仏像の形をしたエコバッグが入っている人形みたいなのがおかしかった。 ローリング・ストーンズのTシャツの人に、ローリング・ストーンズの話をしたら、当たり前だけどすごく詳しくて、ためになる話がたくさん聞けた。自分よりずっと若い人だったけど。アーティストTシャツはこういう会では、絶妙な自己開示になるのだなと知った。 自分はかつて『サティスファクション』という、彼らの一番の代表曲が全然好きになれなかった。実際に楽曲としてはそんなに優れてないと、今も思っている。けれどもある時、ビルボード全米チャートの毎週のベストテンを順を追って見ていたら、この曲が65年7月に4週連続で1位に上りつめていた。世界はこの曲でストーンズを知ったと言える。そしてこの頃のチャートの他の曲は、ほぼ全部『涙の~』『愛の~』『君のハートは~』なんていうラブソングばっかりだった。そんななかにあって、『サティスファクション』の正確なタイトルは『(I can't get no)Satisfaction』、つまり「不満だぜ」。日常的な不満を歌っている。このようなまったくラブソングでない曲を延々1か月間も、全米1位に送り込んだのだった。これにはうなった。カッコいい。「ストーンズと言えば不良のイメージ」…

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