寒い日だった2月の居場所の報告

2月の不適応者の居場所の日は、最高気温が9℃という一年でも最低レベルの寒さだった。そんななかで参加者が24人だった。 自己紹介の時に「組織が苦手」という人が何人かいたので、自分は「この居場所は花見なんですよ」と言ってみた。自分にはそんなこと決めつける権限もないけど、個人的にそのように思えるということ。ひとつの花見に集まった人たちは、もちろん組織とは呼べない。集団とはギリギリ呼ぶかもしれないが、そのくらいにゆるい集団だ。そのくらいがいいのではないかと。 今タイのタオ、パンガン、サムイという島に行こうと思って研究中なのだが、いきなり最初に一緒に座ったのがパンガン島に何度も行っている二人で、さすがにびっくりした。もっともパンガンはビーチパーティーの島で、自分は以前にレイヴの本も書いているから、世界は狭いと言うべきか。 ゲームやアニメが好きという人が、そのBGMが特に好きなのだと言っていた。アニメならオープニングやエンディングのテーマではなく、BGM全般が好きで、そのミュージシャンのライブにも行くそうだ。そういう見方もあるんだな、と。確かにアニメ映画なんかは、爆音上映とか、音響の占める比重やレベルがものすごく上がっているので、そのミュージシャンはもっと脚光を浴びていいはずだ。そのような趣味は昔からあったのだろうけど、自分の世代では全く一般的ではない感覚で、今っぽいと感じてしまう。 着物を着ている人から、着物について詳しい話を聞いたりもできた。意外と知らないので面白かった。 さて次…

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セロトニンを目に光を浴びて作ったらうつが 2.目に悪いか

顔に日光を浴びて脳内セロトニンを作ったら、うつが改善したというのが前回の話。 ちなみに、自分の精神科での診断名はここ20年ずっと「うつ病」だ。もちろんいつでも悪いわけではないけど。それより前の主な症状は「不安」だった。 さて、目で日光を浴びることには心配もあった。そもそも目は強い光に弱いのではなかったか。太陽を直接見るのはダメだとわかっているが、それなら目を閉じてもやはり問題があるんじゃないか。具体的には、目のレンズが白く曇る白内障になるのではないか。 大事なところなので、ちょっと細かい話になる。太陽の光量は10万ルクスもあり、曇りの日なら大体1~2万ルクス。室内の蛍光灯は500ルクスくらいしかない。セロトニン神経の活性化には2500~3000ルクス以上の光が必要とされる。光療法という睡眠障害の治療では、2500~1万ルクスの光を顔に当てるそうだ。 セロトニンのための日光浴は、毎日15~30分がいいとよく言われる。90分としているものもある。自分は15分目をつむって顔に光を受けていた。けれども、それでも目に悪くないのか? こんなに細かいことは検索では出てこないので、やむを得ずAIに聞いてみる。やはりチャットGPTでもジェミニでも、「目をつむっても紫外線は入ってくる。15分でも冬でも白内障リスクがある」というような答えだった! うーむ。この「〇〇病(死)のリスクがある」という言葉、最近のネットの健康情報で多発されている。「冬の入浴にはヒートショック死のリスクがある」の…

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セロトニンを目に日光を浴びて作ってみたらうつが

これは書かねばと思うような、効果がハッキリわかるうつ撃退法がまた見つかった。 セロトニンという脳内の神経伝達物質が、うつの人では減っているというのは昔からよく知られた話だ。抗うつ剤も、脳内にセロトニンがいっぱいになった「かのような」状態にするためのものだ。 けれども目から入った光が網膜に当たることで、脳内にセロトニンが作られるのは知らなかった。 実際に朝目をつむって顔に15分くらい日光を浴びてみた。するとすぐに効果があるように感じられた。いつもと違って、夜になっても落ち込まない。次の日もまた次の日も、同じように日を浴びるとやはり落ち込まない。冬でもあるしこれまでそれほど日光も浴びず、セロトニンが出ていなかったせいかもしれない。比較も難しいが、ジムでの運動よりもハッキリ効果があるように思った。毎日朝食後に日光を浴びるのが楽しみになった。これでうつともおさらばかと思ったくらいだ。 以前から、目をつむって顔に日光を浴びている時には、悩むことができないと感じていた。それも、そんなに理由のないことではなかったらしい。 実は、冬のうつ対策として、原因は日照不足で日光浴をすれば解決とばかり言われるのを、ちょっと煩わしく思っていた。それだけで治るように言うのは、うつをなめすぎている。実際に日光を浴びる仕事である農家には、うつの人がむしろ多いと世界的に言われている。これもいくつもあるうつの原因の大きなひとつ、と考えるべきなのだろう。それでも日光でこんなに変わるなら、それもしかたないかという気に…

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2月の居場所は久々の土曜日

極寒2月の不適応者の居場所は、もちろん屋内でやります。このレンタルスペース、土曜が早く埋まるので日曜ばかりになっていたのですが、久々に土曜が取れました。 ところで寒いせいで気持ちも落ち込みがちな2月ですが、最近は部屋着を工夫することでその寒さがまるで変わることを知りました。まず下半身を疎かにしないこと。写真のように内側がケバケバした、ドンキホーテで売ってるくらいの部屋着パンツに変えただけでも全然違います。もちろんそれほど高くないし。野外でも穿けるダウンパンツを買ったほうがいい、それもどうせならワークマンではなく、コールマンをと薦めてくれる友人もいます。靴下も夏と同じものではなく厚いのを履くと、夜に足元から熱が逃げていく感じが違う。同じように夏は、テロテロ素材の速乾性シャツにすると涼しいです。綿素材にこだわっていると、あまり発展しません。 関係ない話が長くなってしまったので、まだまだあるけどここまで。寒さのストレスでうつになっていたら、暖かい場所で食べて駄弁ることも寒さ対策のひとつです。まあこんなに寒いのに元気いっぱいなんて人のほうが変わっているので、落ち込んでいても気にすることもないですが。 *************************日時:2月22日(日)14~18時場所:荻窪駅近くの貸会議室PSP (駅南口から徒歩5分。杉並区荻窪五丁目15-7 白凰ビル 4階 401<図の赤印。Googleマップでは「貸会議室アニノベーション」となっている>)   床に布を一面に敷き、座りたい…

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