今出ている『オルタ』9・10月号に、今年7月にはるばる札幌や洞爺湖まで行ってやってきた反G8行動の大まかな報告と、ナイキ公園問題について書いた。
そのふたつの話題から、公共(public)のものや共有のもの(commons)、あるいは民主主義の重要性について考えよう、みたいな趣旨。
自己責任と民営化(私有化)をあれほど礼賛してきた、グローバル経済の最上層部にある金融界だって、連鎖倒産しそうになったら結局は「公共」が(つまり我々みんなのカネで)助けてあげなくちゃいけないわけだから、リーマン・ブラザーズが破綻してAIGが民営化どころか”国営化”された今、よくよく考えておくべきテーマだと思う。
*ちなみに掲載された写真のキャプションには「壮瞥町」とありますが、これは「豊浦町」でのキャンプの写真です。
『オルタ』 08年9・10月号