先日筑摩書房から発売された『「生きる」ために反撃するぞ!──労働&生存で困った時のバイブル』という本のなかで、著者の雨宮処凛さんと対談している。
90年代以前の生きづらさと今の生きづらさ、自殺、内なる新自由主義、いじめ的な人間関係とユニオン的な人間関係、等々について、あれこれ話している。とは言っても、普通にグローバリゼーションの話なんかもしてしまっているので、他のページと違ってあまりタイトルどおりの内容にはなっていないが。
自分の対談も含めて、中身の多くの部分は金融危機以前にできていたと思うのに、むしろそれ以降に緊急企画された本のようであるところがいい。
本の紹介ページ(紀伊国屋書店)http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4480863923.html
阿佐ヶ谷ロフトで出版記念トークイベントも行なわれ、自分も出ることになっている。
(追記)
雨宮処凛さんとの対談は、その後も数を重ねている。
【対談】雨宮処凛氏 対 鶴見済氏 「反貧困世直し大集会2012」(YouTube)
鶴見済、雨宮処凛、だめ連(神長恒一+ペペ長谷川)座談会 前半 (YouTube)
(2012年7月24日、新宿・ロフトプラスワンでの『脱資本主義宣言』出版記念イベントにて)