今出ている『TOKYOなんとか』というフリーペーパーの1月号に、09年に行ったデモやイベント等々と、それらへのごく簡単なコメントを書きつつ、一年を振り返る記事を書いている。
『TOKYOなんとか』界隈に関係のありそうなものをピックアップしたのだが、去年自分がどんなところに行ったのかと言うと……
年越し派遣村/反イスラエル反戦デモ/麻生を倒せ!ないかくだとうデモ/反貧困フェスタ/春風/宮下公園ナイキ化反対デモ/阿佐ヶ谷メーデー/自由と生存のメーデー/自由と生存の家/高祖岩三郎×廣瀬純トーク/アナキスト・カフェ/ゆんたく高江/フィラスティン・ライヴ上映/カルチュラル・タイフーン/多摩川ドラムサークル/イタリア反G8報告会/デヴィッド・グレーバー来日/ひかり祭り/なんとかフェス/宮下公園サマーフェスティバル/もくもくフラッシュモブ/NO NUKES FESTA/東京都「安全・安心なまちづくり条例」反対デモ/土と平和の祭典/ナイキ主催マラソンでの反ナイキ活動/反ブッシュ・デモ/VEGEのうえん収穫祭/ヨコハマ国際映像祭/はらっぱ祭り/反WTO・反宮下公園ナイキ化デモ/反戦と抵抗の祭<フェスタ>/等々
資本主義や戦争や規制など、我々を生きづらくさせてくる勢力に抵抗しながら、自分がより自然に、より自力で生きられる方向で、あれこれと参加してきたつもりだ。
もちろん自分にそんな生活ができているわけでもないし、参加するだけでなく自分でもやらなきゃいけないわけだが、どれもこれも行ってよかったことは間違いない。
『TOKYOなんとか』は、新宿・Irregular Rhythm Asylum、Café★Lavanderia、模索舎、じゃこばん、高円寺・素人の乱、下北沢・気流舎、早稲田・あかね、が共同で毎月出している、勝手に生きている奴らの店の総合情報誌。これらの7店舗に置かれている(今月号は、高円寺・下北沢では入手しづらいかも)。
ぜひこれらの店とそこにいる人たちを見て、自分で勝手に生きる参考にしてほしい。
そしてこれと関係ないようで実は関係ある話だが、沖縄の名護市長選で、辺野古への米軍基地移転に反対していた市長候補が僅差で、賛成派の候補に勝った(註1)。これで辺野古に基地を作るのは、極めて難しくなった。
米軍基地の問題は、もちろん戦争の問題でもあるが、同時に土木建設業者のカネ儲けという資本主義の問題でもあり(註2)、また環境破壊の問題でもある(ちなみに、自分が沖縄のサンゴと熱帯魚から受けた影響は、計り知れないほどデカイ)。これらの問題は、一緒になって出てくることが多い。こういうところで反対派がとうとう勝ったというのは、とても大きいことだ。
今年は、こんなことが次々と起こればいいと思う。
(註1)新顔・稲嶺氏当選「辺野古に基地造らせぬ」 名護市長選(朝日)
(註2)参考:きしむ辺野古13年(朝日) 辺野古への基地誘致運動の最前線にいたのは、建設業者だった。
『TOKYOなんとか』のバックナンバーなど ちなみに世界恐慌の時、ポケット内側を引っ張り出す「カネがない」というポーズを人々は、無策だったアメリカ大統領・フーバーへの批判をこめて、「フーバー・フラッグ」と呼んだそうだ。
追記:「普天間基地はいらない 新基地建設をゆるさない 1・30全国集会」への呼びかけ
日時: 2010年1月30日(土) 14:00開会 16:00デモ行進
会場: 日比谷公園・野外音楽堂
(これは従来のスタイルの集会・デモだと思うが)