2011年03月29日

「危険である」ことを直視しよう

危険な話 p266.jpgプルトニウムが検出されても「人体に問題はない」と東電が言ってくれたおかげで、これまでの「問題なし」も信用できないことがはっきりした。国もマスメディアも、一緒になって“保身”をズルズル続けるべきじゃない。今すべきなのは、「危険である」ことをハッキリと認めて、「人々を逃がす」ことなんじゃないのか?

土壌からプルトニウム検出 「人体に問題はない」福島原発 (産経)


「プルトニウムは放射性物質としても毒性が高いが、重金属毒性も高い。肺の粘膜に沈着するとほんの微量で肺がんを引き起こす可能性が非常に高い(80%の確率)といわれている。」
鎌仲ひとみ氏のツイートより
(大切な発言ほど、小さいところに載っている)

チェルノブイリでの死者も極端に少なく言われているが(田原総一郎氏の『朝まで生テレビ』での発言では「50人」)、決してそんなことはない。

チェルノブイリの死者数、全くの過少評価 (グリーンピース)

「ベラルーシ国家がん統計に基づいたこの新たなデータは、チェルノブイリによって引き起こされたがんは約270,000症例、そのうち不治のがんは93,000症例であると推定している。この報告書はまた、人口統計に基づき、過去15年の間にロシアでチェルノブイリが原因で新たに60,000人の人々が死亡し、ウクライナとベラルーシの合計死者の推定はさらに140,000人に達する。」


(その他参考リンク)

放射性物質:食品や飲料水、規制値緩和へ 食品安全委 (毎日)

「厚生労働省は現在より緩やかな規制値を策定する見通し。」
無意味な“解決策”はまだまだ進められようとしている。

土壌汚染「チェルノブイリ強制移住」以上 京大助教試算 (京都新聞)

「福島県飯館村の汚染レベルが、チェルノブイリ原発事故による強制移住レベルを超えている」

何度でも言うが、福島県の人たちから避難させるべきだ。もちろん関東の人でも、避難できる人からしていくことは有効な対策。

石原慎太郎の原発推進発言 (朝日新聞福島総局のツイッター)

私は原発推進論者です、今でも。日本のような資源のない国で原発を欠かしてしまったら経済は立っていかないと思う」

この「経済のため」こそを今見直す時だということが、この人にはわかっていない。
原発を止めて 市民ら1000人デモ−−東京・銀座 (毎日)

我々のこの巨大な怒りを、そのまま見えるような形にすることが大事だ。こんな程度のものではないはずだ。

(有用ツイート)東海アマ管理人氏のツイッター

図は、ジャーナリズムと原子力産業の癒着関係。『危険な話』(広瀬隆、八月書館、1987年)、P266より。

posted by 鶴見済 at 12:19| 原発 | 更新情報をチェックする