今年最後の「不適応者の居場所」の報告

12月の「不適応者の居場所」は、またしても一杯の人に訪れていただいて、一時は30人半ばになってしまい、また時間をずらしてまた来てもらう方が出てしまった。中で窮屈な思いをした人にも、申し訳ない。
なぜ人が大きく増減するのかはよくわからないのだが、Twitterとブログでしか告知していないので、ちょっとわかる面がある。今回は、前のブログ記事「異性とつきあったことがなかった話」へのアクセスがとても多かったので、その影響である気がする。その記事を読んで、ハードルが下がったので初めてきたという方もいて嬉しい。
もっと広い会場をご存知の方、あるいは貸しますという方、いらしたら声をかけてほしい。まあ、条件が色々あるのだが。

今回も遠方から来られた方、初めての方が多かった。
20191213 (6) ぼかし.JPG
こういうつながり作りは、SNSがなかった時代はどうしていたのかの話は面白かった。
00年代にはトークや上映のイベントが増えたので、それが役割を果たしていたことはある。90年代ならパソコン通信のBBSのオフ会もあったが、利用していた人は少なかった。基本的には「店」だったのではないか。自分が知っているのは音楽をかけたりライブをやったりする店くらいか。

現時点の世の中では攻撃してくる人間が多いのだが、居場所のようなところで攻撃も反撃もない世界を作ることはできる、などという話もした。
内輪の攻撃にさらされないコミュニティで生きられたら、幸福かどうか知らないが、大きな不幸は免れる。

クリスマスが近いので、ケーキとシードル(りんごの発泡酒)を出すという、初の試みもやってみた。

それから、0円ショップにマイ・ブラッディ・バレンタインの『ラブレス』とジーザス・アンド・メリー・チェインの『サイコ・キャンディ』が並べて置いてあった。自分の個人研究によれば、シューゲイザーというジャンルを確立したアルバムが前者(91年)、その前段階を作ったのが後者(85年)だ。
出した方にそれを言ってみたら、まさにそうだとの意見だったので自信を深めた。ちなみにそんな位置づけがなくても、どちらも自分にとってはかけがえのないアルバムだ。すごいクリスマスプレゼントだった。

ちなみに0円ショップは、残った物は本人が持ち帰りです。
20191213 (10).JPG




この記事へのコメント