DANROという孤独マガジンからインタビューを受けた。
というタイトルで、「不適応者の居場所」メインの取材は初めて。
こちらの活動や考えをよく知っていただけていて、話したいところを訊いてもらえた。
おかげで居場所のことも、自分の就職のことも、資本主義社会のことも話している。
おかげで居場所のことも、自分の就職のことも、資本主義社会のことも話している。
どこもいい話だと思うのだが、
「俺たちが真剣に悩むことって、国際問題だとか内閣改造だとか、そんなことじゃないだろうっていう気持ちがずっとあったんです。みんな、立派な問題については声を大にして語るんですけど、内心では、自分のプライドとかよく見られたいとか友達が少ないとか、そういうことで悩んでいるんでしょう?」
の部分が個人的にはよかった。
これは自分が一番初めの頃、90年代の前半あたりによく言っていたことだ。
「友だちにどう思われたか」とか、そういうことで皆が悩んでいるなら、それが一番重大な問題だ、ということ。
これは立派な問題、これはつまらない問題なんて区別していると、問題設定のところで間違ってしまって、不幸を改善できなくなる。
例えば、政治・経済・国際関係といった問題にどれだけ精通しても、身近な家族や同僚と喧嘩ばかりしていたら幸せになれない。そんな感じのことだ。
30年くらい時間が経った今でも、やはり大事なことだと思える。
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