本当の気持ちを言う時、声が震える(涙が出る)

HSP(繊細さん)関連で、「自分の本当の気持ちを人に言う時、涙が出てしまう」という悩みがよく語られるようになった。
例えば、どうしても言えなかった不満を相手に伝える時でも、泣いてしまうので不審がられるとか。

これはHSPに限ったことなのか?
自分はかつてHSPの症状がありまくりだったが、今はそれほどでもない。
けれどもこの悩みは続いている。

たまにやる大学の講義やひとりでやるトークイベントなどで、最後の10分くらいのところに自分の思いのたけを語る場面を持ってくる。
そのあたりにぐっと来る内容を考えていくのは普通のやり方だ。
ただ自分はそこで、声が泣いている人のようにようにわなわなと震えてしまう。
目も潤むのだが、涙が出るほどではない。
生徒全員の顔がハッと一斉に上がるのがわかる。

インタビューを受けている時でも、そうなることがある。

それでも講義などの時は、そのまま話し続けることにしている。
心が落ち着くまで話を止めたりしない。
つまり、それを恥ずかしいことと見なさない。
生徒さんたちの目は壇上にくぎ付けになっている。
注目してほしいところなのだから、それでいいのかなと。
ぐっとくる話をしている人の声まで震えているなんて、なかなかいい演出ではないか。


対策としては、「本当の気持ちを言い慣れていないからそうなる。言い慣れればよい」とよく言われているようだ。
けれどもそうだろうか。
自分ほど人前でも本音ばっかり言っている人間もそうそういないと思うのに、毎度毎度声が震えるのだ。


これはHSP特有の症状と言うより、人間には生理的に誰にでも起きる現象である気がする。
つまり異常とか症状ではないのではないか。
だから、恥ずかしいこととして隠すより、普通に出していって、単なる「よくあること」扱いにしていきたい。
そりゃそうだろう、なにも恥ずかしくなんかないのだから。

泣くことは恥ずかしいこととされてきた。
自分の子どもの頃なんかは特にそうだった。
弱さを見せることになるからだ。
そういうのも、そろそろ見直していい。

まあ、そうなったほうが自分は楽なので。


※歌手は、そのままでいいでは済まないので大変だと思った。

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