梅雨の居場所の報告。悩みがないのが一番いいのか?

DSC_9800.JPG6月の「不適応者の居場所」は大体いつもどおり、公園で30人くらい(入れ代わりながら)の参加者でやった。
男女比は2:1くらい。今回は20代の人が多かった印象がある。

この日気になっていたのは、2時間後に降りだす予報に変わっていた天気。
スタートした時にふと天気予報を見たら、こう変わっていたのだった。

この居場所は雨には弱い。
もし降ったらどこに避難するか。避難ができたとしても、降り続いたら会の継続はどうすればいいか。
すでに空気は、肌でも感じるくらいに水分を含んでいる。
結局降らなかったのだが、前半はそれが頭から離れなかった。


こういう悩みやわずらわしさ。
これはこんな集まりをやっていれば、もう絶対についてくる。
居場所など色々な活動をやるようになって痛感するのだが、あれこれ何かやって、なおかつ「悩みがなくなった」なんてことはほぼ起こらない。
大雑把に見れば、色々やるほどに悩みは増え、やらなくなるほど悩みは減る。
これは活動だけでなく、仕事でもそうだ。

もちろん苦手なことは無理にやらず、悩みを無駄に大きくしないことは大事だ。
けれども得意なことだけやったとしても、やれば悩みは増える。


ただし、
「バカだな、そんなに悩むならやめればいいのに」
などと言われたら、それはちょっと違うなと思う。
その方針で色々なことをやめていけば、結局「悩まないために何もやらないのがベスト」という結論になるだろう。
けれどもそれだと、もっと嫌な「この世界への(生きることへの)興味をなくす」状態が来そうだ。

まあこういう話は、「こういう場合は違うが」などと慎重に言っていかないと、誤解を招くので難しいが。
もちろんきついことなんか、どんどんやめてしまっていい。

ただ、悩みが消えなくても、色々活動をして(木の実を採るとか)この世界への興味を持ち続けているほうが、自分としてはマシな状態でいられるのだった。

これは自分に言い聞かせる意味でも、書いておいた。

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