発売からほぼ一か月の間に、新刊を紹介していただけた記事をまとめてみた。
こまめに自分のツイートなど見ている方には、宣伝宣伝でもう飽き飽きかもしれないのだが、自分で必死に宣伝しないとそうやすやすとは売れる立場にないので。。
この1か月間、もしかしたら盛り上がってるように見えたかもしれないが、実はずっと悲しかった。
慣れない仕事ばかりで、どれもこれも思うようにいかない。もちろんなければもっと悲しいのだから、どんどんやりたい。けれども1カ月の間いつもそんな気持ちで、なんか悲しくなっていた。
ひどい鬱なんだろうなと思っていた。
(海に行ったらかなり回復した)。
自分のことをよく知ってくれているライターの宗像氏が、90年代からの変化、自分の人間関係歴、本のテーマまで丁寧にまとめてくれたインタビュー。
『完全自殺マニュアル』著者・鶴見済が提案する“人間関係を半分休む”方法 (Quick Japan Web)
この本では理屈っぽい内容はやめたのだが、もちろん自分らしく裏にはたくさんの理屈があり、その部分をうまく辻本氏が聞き取ってくれたインタビュー。
これは自分が「論座」に書いた記事だが、新刊のなかの大事なテーマで、新刊紹介も兼ねている。
「半分降りる」ゆるやかなつながり こだまさん書評(ちくまWEB)
こだまさんは『夫のちんぽが入らない』の著者という紹介が一番わかりやすいと思う。もちろんこの本は衝撃的だった。
そして『ここは、おしまいの地』に入っている学校に関するエッセーには、ある意味もっとガツンときていた。
自分と同じような対人不安が書かれていた。学校は自分としても巨大な問題だったせいか、これを語れるのかと心の深みに響いた。
もちろん『夫のちんぽ~』に書かれている夫婦生活の悩みなどは、自分にも共通するところが多かった。
こうしたことは、本人の口から語られることが、そもそも想像もつかないことだった。
この書評は自分から編集部に、ぜひこだまさんに頼んでほしいとお願いした。
なぜこだまさんに書いてほしかったかがわかる書評になっていると思う。
なぜこだまさんに書いてほしかったかがわかる書評になっていると思う。
『人間関係を半分降りる 気楽なつながりの作り方』=花田菜々子(毎日新聞「今週の本棚」)
「あとがきの最後の8行」を「その真摯さに心が震えた」と評していただけて、「そこわかってもらえてすごい」という気持ちになった。書評文のうまさを感じることはなかなかないのだが、まさにそれを感じた。
「スナフキン的な立場」など、面白い話ができたと思っている。それもphaさんとだから話せた内容だったかも。
聞きなおした時には自分の話が遅すぎて、「これは1・5倍で聞いてください!」と思ったが、「ゆっくりしていてよかった」という意見も聞けて「これでもいいのかな」という気もしてきたり。
人間関係の幻影を明らかにする 佐々木典士(Minimal & Ism)
人間関係のあらゆる悩みに効く黄金律!!(Amazonレビュー)
この本は人間関係の力学・法則を明らかにすることも大きな目的だが、どちらもそこを見てもらえている佐々木さんのレビュー。佐々木さんが本で語っているのはいつも生き方だと思っているが、それと関係があるような佐々木さんの疾走感のある文体の影響が、新刊にはかなりあった。
(時代の栞)「気流の鳴る音」 1977年刊・真木悠介 人生を輝かせるために(朝日新聞)
どちらも見田宗介を振り返る記事の中で、彼について長いコメントをした。そのなかで『人間関係を半分降りる』に触れている。
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