クリスマスの居場所、やってみたらできた

20221224 (1) ぼかし.JPG今年最後の不適応者の居場所は、クリスマス会になった。
クリスマスらしいことは何もやらなかったけれども、自分としてはうまくいってよかった。
参加者は40数人。初めての人も10人くらいいた。


今回は初めての場所だったので、まずうまく行くのかどうかが心配だった。
いくつもの条件をクリアしてギリギリに見つけた会場だったので、下見もしていない。
思った形に会場づくりができるか? 来る人が多すぎず少なすぎず、適度に距離を保って座ることができるか?
これだけたくさんの人に来てもらうのだから、ダメでしたというわけにもいかない。

けれども結局何の問題もなかった。
もちろん話している間も面白いことがたくさんあったのだが、終わってみるとそこが感慨深かった。


以前に「くるくるひろば」という不要品無料提供の店?を作った方にインタビューしたことがある。
「一番よかったことは何か」と聞くと、彼女は環境問題などのことより、「やってみたらできたこと」と答えた。
その時も「それ、よくわかるな」と思った。


今回も長い間会場が見つからなくて、もう冬は休みにしようかとも思った。
もちろんどんなことでも、やめてしまうのは時には有効な手だ。
色々と不安が多いたちだったので、その手を使うことはこれまでにもとても多かった。
今の世の中的に見ても、無理せずにやめてしまうことのメリットを言ったほうがいいような気もする。
けれども「やってみたらできた」というのは、かなり代わりのきかない感激だ。

この集まりの一回がうまくいくなんて、ほんの小さなことなんだけど、映画10本分くらいの感激はある。
ハッキリ言って、どでかい鬱や不安症の解消法だなと思う。
そしてこの手の感激は、かなり小さいことでも味わえるなと思った。

居場所そのものの報告というより、自分の話になってしまったが。

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