噴水の見えるあたりは人気が高くて、そこから少し離れた場所にしたのが残念。
参加者は35人くらいで、女性がいつもより多めで半分近かった。
中心年齢層は30~40代。
高校をやめてしまった10代の人の話を聞けたのは、特に印象に残った。
決して説教ではなく、同じようにかつて高校を中退した人や、大学を卒業したばかりだけど就職がまだ決まっていない人、大学を二回も変わっている人、高校に無理やり通い切ったばかりに心の病を長引かせた人(鶴見)、等々が思ったことを伝えたりした。
(「もしやめないで済んだなら、それがいちばんよかった(けれどもしかたなかった)」という言い方がしっくり来た)。
自助グループのポータルサイトを作っている人が、それを紹介したり。
その10代の人が薦めてくれたボカロPの曲を聴いてみたらやはりよかった。
「ロック、ヒップホップ、ボカロ系と三つあるとしたら、生きづらさをうまく扱えているのはボカロ系」と自分は言った。
「過不足ない 不自由ない 最近に生きていて
でもどうして 僕たちの 胸元の塊は
消えたいって言うんだ 死にたいって言うんだ」
という歌詞なんかいい(帰ってから聴いた。かなり前に大ヒットしていても意外に知らないもんだ)。
不謹慎に聞こえるかもしれないが、こういう体験ができるこの活動はやっぱり面白い。
(ちなみにこうした話を書いてもいいですかと確認してます)。
参加しているだけでなく、自身でオンライン哲学カフェを始めた人もいたし、すでにリアルで色々開いていて集客に悩んでいる人もいる。
「自分は本を書いたりしていて集客には有利なので、ちょっとずるくて申し訳ない」なんて言ったり。
自己紹介タイムに花の話をしたら、結構花を何らかの形でやっている人が多くて、それもよかった。
曇りだったが、そんなこんなで楽しめた。
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