残暑でもわりと盛況だった居場所

20230826 (1) ぼかし.JPG8月の不適応者の居場所は、やはり真夏日の残暑のなか。
途中窓の外で大雨が降ったのに、空は明るいままで、すぐにまた暑さが来る。
なんか亜熱帯地域のスコールみたいだと、そんな話もした。

そして早く暑さが和らがないかと思っているうちに、もう残暑と言われだした。
日差しが健康に悪いと認識されたのはいいけれども、一日のなかで午前中も昼過ぎも部屋にこもって、夕方にやっと外出するのでは、部屋に連続して居る時間が長すぎる。
心の健康だって健康問題なのだから、健康を総合的に考えれば、日中に外出するほうがいいのではないか、という話もした。
(このことは毎日思っていたことだったので、同じことを思っている人が見つかってよかった)。


8月の居場所に来てくれた人は37人?で、わりと盛況だった。
そのうちで初めての人が7人はいたと思う。


ある決して近くないところから来た女性は、ひとりで来る勇気が出なかったのでレンタルされる人(レンタルなんもしない人のように)に同行してもらって、とうとう初めての参加を果たした。
そしてこのレンタルされる人はすでに、この居場所に何度も参加したことがあったので、これまた負担にならないちょうどいいレンタルだったと思う。

どんな集まりでも、ひとりで初めてその扉を開くのはなかなか勇気がいる。
「話し相手が欲しければ居酒屋に行けばいい」なんて軽く言われるが、たまり場的居酒屋こそ常連率100%、内輪だけの話題100%の、初心者には恐ろしい空間ではないか。

そしておそらく最高齢の参加者かもしれない70代半ばの男性と、そのパートナーの女性の話も興味深かった。
二人が知り合って同居を始めたのは、71歳?と57歳?の時だったそう。
これまでにも別のパートナーがいた経験もある。
(この話はご本人の了承を得て書いてます)。
こういうカップルが増えることも、これからのこの社会では大事になってくるだろうな。


本当に何年ぶりかで来てくれた人から、
「そう言えばやってるかなと久々に見てみるとやっているのでありがたい」
というようなことも言ってもらったが、そのくらい長い間続いてるんだなと感慨深かったり。

ではまた来月。

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