久々に屋内でやった居場所の報告

20250616 ぼかし.JPG6月の居場所は、再び貸しスペースに戻ってやった。
外は29℃の暑さで、屋内にしてよかったと思ったものの、人数は30人弱と少なめだった。
今回は通常より1週間早いので、こういう時に少なくなるような気がする。

京都からこの会のために来てくれた方と、京都の寺や街の話をした。
自分は紅葉の季節になると、京都の寺に行きたくなる。
建築や仏像にはほぼ興味がないが、苔と池と紅葉の日本庭園はじっくり見る。有名でなくても空いている寺に行って、昔和歌を詠んだ人の気持ちを想像するのが好きだ。
いや、人が多い寺でも庭園が良ければ結構行くな。
というわけで、寺の話を結構していたが、寺の名前がなかなか出てこない。名前がどれも似たり寄ったりで(延照寺みたいな。これはでたらめな名前だけど)、憶えられないというデメリットはある。

そして脱サラして農家になって4年目の人とも話した。
枝豆は採ってからの早さが命なので、畑の直売所で売るのに適しているから作っていると言う
そう言えばそうだ。色々な目の付けどころがある。


DSC_2481.JPGまた自分のよく知らないファンタジー系のマンガ、シンフォニック・メタルという音楽、そしてよく知らない将棋の話なんかもした。
よく知らないジャンルだとつまらないかというと、そんなことはない。
その場で一番いい作品を教えてもらって、帰って聴いてみるとほほうと感心する。
この会がなければまず一生触れなかった作品に、どれだけ触れてきたことか。
将棋の打ち方の面白さなんていう考えたことがなかった話を聞いているのもいい。

「本当に世の中にはいろいろな人がいるな」と知ることは、自分の生きづらさの軽減に確実に役立っている。


ちなみにこの日の電車のなかでは、いつものスマホや本をやめた。
これまでは少しでもたくさん考えたり、情報を知ったりするのは何にしても自分のためになるという気持ちでいた。
けれども脳の同じところばかり使っていると、脳に疲労がたまってうつになるという「脳疲労」という概念を知ったからだ。
とりあえずこの日は目を閉じて、指の間や目のまわりのマッサージをして過ごした。
奇しくも現代人は目と指ばかり使っていると脳疲労の記事で指摘されていたのを、後で思い出した。
それにしてもスマホ以外には、車内でやることがほとんどないことも問題だな。

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