桜がゼロだった早花見の報告

DSC_4073.JPG「不適応者の居場所はどんなものか?」と聞かれると、いつも「花見みたいなもんですよ」と説明している。
「花見の時だけは、隣に座った知らない人と話すじゃないですか」などと。

そして3月の不適応者の居場所は、まさに花見シーズンに花見の名所・代々木公園でやった。
ただし例年混雑を避けて、少し早めの花見をやることにしている。
けれどもこの日は早すぎて、桜(ソメイヨシノ)の開花はゼロ。
桜の話題もほとんどなく、年中花見だ花見だと言っているのに、まったく花見にならなかった。
参加者は初めての人が多めで、35人くらい。
福岡からこのために来てくださった方がいた。

そして4日前に雪が降ったので、寒さを警戒して夕方は早く終わる時間設定にしたのに、この日の東京は26℃の夏日。
さすがに3月の夏日は予測できなかった。

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●演劇のワークショップにいくつか参加したという人の話も面白かった。
例えば「〇〇をあなたなりに体で表現してください」なんて言われて、自分はみんなの前でできるだろうか。
色々なことをためらわずに体験するのがいい、と言われていて、自分もそう思う。
けれども体験とは旅とか絶叫マシーンとか、そういったものばかりではない。
こういう緊張を伴う体験こそ、「ああ、めったにない体験をした」と全身がしびれるような感激を伴うだろうなと思う。

●NHKオンデマンドの番組を見て、近現代史の勉強をしているという人がいたので、NHK『映像の世紀』の一番最初の11本をお薦めした。
これは20世紀の大きな歴史的出来事を映像で振り返るシリーズなのだが、ありきたりの映像と表面的な事実の羅列みたいなよくある番組とはまったく違う。
そのなかでも特にいいと思うのは、第2次世界大戦を扱った第5回目の「世界は地獄を見た」。
ドイツ占領軍を追い払ったパリで、ドイツ兵に体を売っていた女性へのリンチが始まる映像がすごかった。
それらの女性を公衆の前で坊主刈りにしたり、ナチスの服を着せたりして、市内を引き回していた。
実に人間らしい心がにじみ出ている行為なので、そこだけでもぜひ見てほしい。


20250323 2.JPG●もし最先端の音楽なんてものがあるとしたら、どんなものかという話も。
多分それは、次はラップ/ヒップホップだ、いや歌謡曲だ、ダンスミュージックだとか、そういうふうにはならずに、全部混ぜたものになるのではないか。
なぜなら、最先端を作るくらい音楽が好きな人は、今なら、大体どれも全部聞いていそうだから。
などという話もあった。


●独立系の本屋さんをやりたいと言う人と話してみたら、蟹ブックス、TITLE、UNITEなど、よく知っている名前がいくつも出てきてなるほどと思った。


●東南アジアの話を相変わらずよくしていて、実際に行った人からもう少し聞きたかった。


●美術展の話になると、意外にも行っている人が多くて、同じ展示を観に行った話になる率が高い。
そういうのが好きなんですかと聞くと、たいてい「いや手帳があるので、、」「俺も、、」みたいになるのは面白い。

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