Buy Nothing Day とデモのお知らせ

11月28日(土)は何の日かというと、世界的に”Buy Nothing Day”(無買日)だ(北米では27日)。右のイルコモンズさんによるポスターを見てもわかるとおり、「買わない」ということは「自分でやる(DiY)」ということだ。我々自身もこの国も、食べもの作りをはじめとする何もかもをカネで人にやってもらい、そのカネを稼ぐために自分は特定の仕事だけに専念することに慣れすぎた。その結果、普通に生き物として生きることがどういうことなのか、わからなくなった。 それを思い出すためにも、もちろん消費社会に反対するためにも、一年に一日くらいは世界中の皆が何も買わずに過ごしてみるべきだ。 Buy Nothing Day Japan HP http://www.bndjapan.org/japanese2/index.html(このHPには、BNDの解説の他にも、ただ買わないだけではなく積極的に何かやる方法が多数紹介されている。http://www.bndjapan.org/japanese2/hands_and_feet/ideas.html )Buy Nothing Day(international by ADBUSTERS) https://www.adbusters.org/campaigns/bndイルコモンズのふた。http://illcomm.exblog.jp/10319703  そして同じく、28日(土)にはWTO(世界貿易機関)と宮下公園のナイキ化に反対するデモもある…

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路上のサード・サマー・オブ・ラヴ

今出ている音楽誌『rimix』9月号のセカンド・サマー・オブ・ラヴ特集で、インタビューを受けいている。80年代後半のセカンド・サマー・オブ・ラヴに端を発したレイヴ・ムーブメントが、いかに今の「サウンド・デモ」や「ディープ(というか浅くない)・エコロジー」や自律的空間を作る運動と関係しているか、さらには踊ることが今も変わらずに持っている意味などについて触れながら、今は踊りながら反対するのがいい、みたいな話をしている。 目次からは落ちてしまっているが、48~50ページにサウンド・デモや宮下公園でのパーティーの写真とともに載っている。記事のタイトルは「路上のサード・サマー・オブ・ラヴ」。 この特集では、デリック・メイや808ステイトのグレアム・マッセイなどそうそうたる面々の、セカンド・サマー・オブ・ラヴ当時を振り返る貴重なインタビューやコラムが載っていて、極めて資料価値が高い。 『remix』09年9月号 http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/remix/article_270_55.jsp 参考:歌う、踊る快感 http://tsurumitext.seesaa.net/article/36486229.html

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再び雨宮処凛さんと対談した

『COMMUNIO COFFIN』というゴス系の同人誌で、雨宮処凛さんと対談した。90年代から今に至るまでの互いが見てきたシーンについて、なぜ以前はそういう若者文化状況であり、なぜ今こうなっているのか、そしてなぜ今社会に文句を言ったほうがしっくりくるのか、等々を考えながら話している。 自分はゴスについては門外漢だが、そういった方面に引き寄せて話してはいる。かなり入手しずらい媒体だけれども(5月10日の「文学フリマ」というところで売るらしい)、90年代サブカルチャーやかつてのロフト・プラスワンなんかが好きだった人にとっては、ある程度貴重な対談になってるかもしれない。 COMMUNIO http://d.hatena.ne.jp/communio2005/20090503/1241319104追記:新宿・模索舎(http://www.mosakusha.com/)と中野・タコシェ(http://www.tacoche.com/)でも売ってます。 また今出ている(と思う)『POSIVISION』というダンス・ミュージック系フリーマガジンの33号で、以前に出した『レイヴ力』という本の共著者のひとりである木村重樹氏のインタビューを受けている。ここでは、デモに行くことや自分で野菜を作ること、反グローバリゼーションとローカリゼーション、あるいは『TOKYOなんとか』というフリーペーパー等々のよさについて語りつつ、木村氏のページのテーマである「サード・サマー・オブ・ラヴ」の可能性をそういうシーンに見る、的な…

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雨宮処凛さんと対談した

先日筑摩書房から発売された『「生きる」ために反撃するぞ!──労働&生存で困った時のバイブル』という本のなかで、著者の雨宮処凛さんと対談している。 90年代以前の生きづらさと今の生きづらさ、自殺、内なる新自由主義、いじめ的な人間関係とユニオン的な人間関係、等々について、あれこれ話している。とは言っても、普通にグローバリゼーションの話なんかもしてしまっているので、他のページと違ってあまりタイトルどおりの内容にはなっていないが。自分の対談も含めて、中身の多くの部分は金融危機以前にできていたと思うのに、むしろそれ以降に緊急企画された本のようであるところがいい。本の紹介ページ(紀伊国屋書店) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4480863923.html 阿佐ヶ谷ロフトで出版記念トークイベントも行なわれ、自分も出ることになっている。「生きる」ために反撃するぞ! 出版記念イベントhttp://www.chikumashobo.co.jp/blog/news/entry/151 (追記) 雨宮処凛さんとの対談は、その後も数を重ねている。 【対談】雨宮処凛氏 対 鶴見済氏 「反貧困世直し大集会2012」(YouTube) 鶴見済、雨宮処凛、だめ連(神長恒一+ペペ長谷川)座談会 前半 (YouTube) (2012年7月24日、新宿・ロフトプラスワンでの『脱資本主義宣言』出版記念イベン­トにて)

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『オルタ』に反G8の報告等を書いた

今出ている『オルタ』9・10月号に、今年7月にはるばる札幌や洞爺湖まで行ってやってきた反G8行動の大まかな報告と、ナイキ公園問題について書いた。 そのふたつの話題から、公共(public)のものや共有のもの(commons)、あるいは民主主義の重要性について考えよう、みたいな趣旨。 自己責任と民営化(私有化)をあれほど礼賛してきた、グローバル経済の最上層部にある金融界だって、連鎖倒産しそうになったら結局は「公共」が(つまり我々みんなのカネで)助けてあげなくちゃいけないわけだから、リーマン・ブラザーズが破綻してAIGが民営化どころか”国営化”された今、よくよく考えておくべきテーマだと思う。 *ちなみに掲載された写真のキャプションには「壮瞥町」とありますが、これは「豊浦町」でのキャンプの写真です。 『オルタ』 08年9・10月号http://www.parc-jp.org/alter/2008/alter_2008_09-10.html

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雑誌『オルタ』で連載を始めた

「いまわれわれは宣言する。もうたくさんだ。」  ――サパティスタ民族解放軍(EZLN)の「ラカンドン密林宣言」より 由緒あるオルタ・グローバリゼーション雑誌『オルタ』(アジア太平洋資料センター<PARC>刊)で、連載を始めた。 PARCホームページ 『オルタ』について http://www.parc-jp.org/alter/index.html 連載のタイトルは、「もうたくさんだ! Ya Basta!」にした。 連載の1回目は、『完全自殺マニュアル』を書いた動機や時代的・個人的背景、今のフリーター・労働問題、そして”素人の乱”の話などを通して、今時の「自由」や「安定」や「生存」について書いている。 この連載では、今ある経済の仕組みを「敵」と見なして、その術中にはまらない、生き物としてより当たり前な生き方を模索できればと思っている。 ちなみに連載タイトルの「もうたくさんだ! Ya Basta!」は、94年にメキシコで北米自由貿易協定(NAFTA)に対して決起したアメリカ先住民の革命軍・サパティスタ民族解放軍(EZLN)が、それに先がけて発表した「ラカンドン密林宣言」の冒頭の言葉から取った。 この決起は、新自由主義(ネオリベラル)グローバリゼーションに対する世界で初めての反乱だった。我々は、経済界や大企業の思惑に翻弄されながら生きることなど、もうたくさんなのだ。 図左は、副司令官マルコスとEZLN。参考文献:『もう、たくさんだ! メキシコ先住民蜂起の記録1』 (サパテ…

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松本哉さん、雨宮処凛さんと鼎談した

素人の乱・松本哉氏の初単行本『貧乏人の逆襲!―タダで生きる方法』の発売を記念して行なった、松本哉、雨宮処凛両氏との鼎談が版元・筑摩書房のHPにアップされた。http://www.chikumashobo.co.jp/special/binbouninnogyakushu/index.htmlこの鼎談のロング・バージョンは、同じく筑摩書房のPR誌『ちくま』8月号に掲載される予定。 『貧乏人の逆襲!』は、今の経済の仕組みの餌食にならずに生きたい人にとって必読の本だ。 タダで生きるってことは、それだけで十分革命的なことなのだ。 素人の乱のHPhttp://trio4.nobody.jp/keita/

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『remix』に小沢健二の記事を書いた

今出ている音楽誌『remix』4月号の“JAP ROCK──00年代”特集のなかで、小沢健二の00年代後半の活動(プラス自分の考え)についての原稿を、依頼されて書きました。 「灰色」とは何か、我々の敵は誰か、といったことに興味がある人は読んでみてください。 同じ特集中の七尾旅人氏のインタビュー記事もいいです。 http://www.bungeisha.co.jp/bookinfo/remix/article_270_39.jsp

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リタリンの規制はやむを得ない

「リタリン」という覚醒作用のある向精神薬(精神刺激剤)がうつ病に対して処方できなくなる。つまり事実上、ほとんど出せなくなる。 参考記事 「リタリン:製造元、うつ病を適応症除外へ 乱用に歯止め」 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070921k0000m040162000c.html 患者の減薬期間をある程度設けないで、いきなり処方停止するのであれば、上手く使いこなしていた患者にとってはとんでもないことだが、結果的に処方できなくすることもやむを得ない事情もある。 うつに適用される向精神薬としてリタリンは強すぎるからだ。 自分もリタリンの処方を受けていた。 それも1日3錠という規定量だったにもかかわらず、今にして思えばそれでも強かった。1回2分の1から4分の1錠、しかも数日に1回程度でもよかったと思う。 しかも医者が処方した医薬品なのだからと安心して、減薬や休薬など考えなくなっていた。 『人格改造マニュアル』という本のなかで、リタリンについて「依存性もなく食欲もなくならないという」と書いているが、これは医師に幅広く利用されている治療薬の専門書(『優秀処方とその解説』など)に当時書かれていたことだった。その専門書が間違っていたわけなので、ここに訂正しておく。 そもそも本来、こういったものを使ってまで覚醒しまくらなければやっていけない世の中のほうがどうかしている、我々はもっとのんびりと安心して生きら…

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