セロトニンを目に光を浴びて作ったらうつが 2.目に悪いか
顔に日光を浴びて脳内セロトニンを作ったら、うつが改善したというのが前回の話。
ちなみに、自分の精神科での診断名はここ20年ずっと「うつ病」だ。もちろんいつでも悪いわけではないけど。それより前の主な症状は「不安」だった。
さて、目で日光を浴びることには心配もあった。そもそも目は強い光に弱いのではなかったか。太陽を直接見るのはダメだとわかっているが、それなら目を閉じてもやはり問題があるんじゃないか。具体的には、目のレンズが白く曇る白内障になるのではないか。
大事なところなので、ちょっと細かい話になる。太陽の光量は10万ルクスもあり、曇りの日なら大体1~2万ルクス。室内の蛍光灯は500ルクスくらいしかない。セロトニン神経の活性化には2500~3000ルクス以上の光が必要とされる。光療法という睡眠障害の治療では、2500~1万ルクスの光を顔に当てるそうだ。
セロトニンのための日光浴は、毎日15~30分がいいとよく言われる。90分としているものもある。自分は15分目をつむって顔に光を受けていた。けれども、それでも目に悪くないのか?
こんなに細かいことは検索では出てこないので、やむを得ずAIに聞いてみる。やはりチャットGPTでもジェミニでも、「目をつむっても紫外線は入ってくる。15分でも冬でも白内障リスクがある」というような答えだった!
うーむ。この「〇〇病(死)のリスクがある」という言葉、最近のネットの健康情報で多発されている。「冬の入浴にはヒートショック死のリスクがある」の…