早花見の居場所の報告

3月の居場所はコロナがあってもなくても大変だ。我々は年中花見みたいなことばかりやっている変わり者集団だが、代々木公園は都内有数の花見の名所でもある。花見のピークにかぶってしまうと、場所がない、スマホは通じなくてたどり着けないで、そもそも居場所が成立しなくなる。今回は「ピークよりも早めの時期ってどうなんだろう」と思いやってみたら、わりといい環境だった。 3月はまだ寒いので、ピークより前にずらすというのはなかなかやらないが、ピクニックの人は広大な広場に点在している状態で、桜もまあ咲いている。このくらいなら狂乱の騒ぎに圧倒されるわけではなく、自然に気分が上がる。人が多いのも悪くないなと思える程度の人の多さって、なかなか経験できないのだが、まさにそれだった。ただしネットはつながりにくなっていて、ツイートを送信しても反映されないので、削除してやり直しが続いたけれども。花見って本来は 参加者は35人くらい。初めての人は10人くらいと多めだった。海外旅行の話、マンガを描く話、星新一の読書会の話、煮物を作る話(薄味で煮崩れのない絶妙の煮物を差し入れてくれた人がいた)、酒と甘いものの話、ロックフェスの話、、、、あとなんだっけな。 寒さばかり気にしていたら最初の頃はむしろ暑くて困るほどで、心配って当たらないなと思ったのはこの日も同じ。 ※上の写真で桜の向こうに見えているのがこの居場所。

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3月、不適応者の早花見

3月の居場所は久々に外に出て、少し早い花見をやってみたいです。ここらへんギリギリの選択なんですが、もう暖かいので外でやりたい。けれども花見真っ盛りの時期にやると、人が多すぎて全然うまくいかない(一度だけ花見のど真ん中でやったら、場所もないし騒がしいし、場所が見つからない人続出で失敗した)。なので少し早めようということで18日(土)を考えました。 ただ満開予報がどんどん早まって18日に近づいてしまった。そして18日の予報は今のところ雨で低温。不安要素だらけで本当に面倒くさい。 というわけで一応18日ですが、雨の場合はもちろん、気温が15℃以下だったら12月と同じなので翌日に延期しようと思います。場所は、混雑する桜の下はやめます(居場所が目的なので桜はいらない)。桜の下でない中央広場の真ん中寄りのあたりでやりたい(それでも噴水池側で)。正確な場所はTwitterで発表するつもりですが、人が多くてネットがつながりにくかったらすみません。 ちなみにフィリピンの地方都市に行ってきて、大勢が夜な夜な公園に繰り出して駄弁っているのを目撃し、公園駄弁りはアジア的に見たたメジャーな楽しみ方だと知ったのだった。 ************************ 日時:3月18日(土)12時~16時(雨、低温の場合は翌日に延期)。場所:代々木公園 中央広場の桜のないあたり(なんとなく図の赤のあたりか? 正確な位置は当日発表) 持ち物:各自の食べ物、飲み物(飲酒可)。おいしい手作りの食べ物(ビーガンもあり…

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「不適応者の居場所」2月の報告

2月は気温的には一番寒いとは言えなくても、一番楽しみの少ない月と言える。同じように寒い1月には正月があるし、暑すぎる7、8月には夏休みやレジャーもある。2月はもっとも死んでいる月だ。そんな時期だからこそ、駄弁りなんかはちょうどよかったのか、2月の居場所の参加者は40人弱で、まあ多かった。初めての人は6、7人?いた。この日は気温が低いわけではなかったけれども、寒い月に暖かい室内でやる居場所も落ち着いていいものだ。 早々に合格が決まって受験を終えた来春からの新大学生と、今まさに受験中のお子さんを持つお父さんも一緒に話したりした。そのすぐ脇にコロナの直撃を受けて大学時代につながりを作れなかった学生さんもいた(登校日数がゼロの年もあったという)。こういうつながりも世の中にたくさんできればいいんだが。 それから、そもそも話(や発声)をするのが得意ではないとか、長い間人と話さないでいるうちに苦手になったという人は、この集まりではわりと普通です。自分が社交不安障害だったので、少なくともわかる。自分の場合はたとえば、話しているうちに何か他の焦りで頭が一杯になり、肝心の会話の内容に集中できず、話が途切れることがしょっちゅうだった。「あ、変なことを言ってしまった」なんて焦るのは常。他にも会話中に相手のどこを見ればいいのか気にしすぎて、相手の目を凝視してしまったりするうちに(相手もびっくりして見返す)、頭の中は視線のやり場のことでいっぱいになってしまうなど。(「口を見る」という結論に至った)。 もちろん会…

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極寒2月の居場所はまた後楽園で

クソ寒い2月の居場所は当然屋内でやります。人間だけは寒くても気候がよくても、まったく同じ顔をして生きろと言われているけれども、他の生き物はみんな真冬は休業。眠ってるなんてまだいいほうで、死んでる者もいる(一年草や一年虫)。「冬季うつ」なんて言葉もあるが、それはこの気温に対する生き物の普通の反応なのではないでしょうか。この時期、生きていて調子がいいわけがない。調子がいいほうが普通じゃない。という時期なので、駄弁って一息つきましょう。 *********************** 日時:2月18日(土)14時~17時半。    (予約などいりません。直接会場に来てください)。 場所:後楽園駅近くの会議室 (もし当日場所がわからなくなっても、会場運営者には問い合わせないでください)。   床に布を敷き、そこに花見のように座りたいです。なので最初と最後に会場を作る・元に戻す時間あり。 持ち物:各自の飲み物(飲酒も可)、食べ物も必要なら。おいしい手作りの食べ物はカンパ制でおそらくそこそこあります。    敷く布は持っていきますが足りなくなる場合もあり。やること:花見のように座って各自勝手に駄弁るだけ。簡単な自己紹介タイムだけはあり(パスも可)。費用:会場代が1万4千円かかっています。それから食べ物もあるので、2万~2万5千円くらいは全員(35人くらいの見込み)のカンパでまかないたいです。カンパは必ずしてください。    対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、…

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人が少なかった新年の居場所

今年一回目の「不適応者の居場所」は、また後楽園のレンタルスペースでやった。 この日気になっていたのは、直前に朝日新聞にこの居場所についての記事と写真が載ったこと。新聞で大きく紹介されるのは初めてのことだったので、人が来すぎてしまったらどうしようと思っていた。前回はただでさえ、これまでで最多の参加者数だったのだ。公園でやるなら人数の心配はいらない。今のスペースも、以前に利用していた場所の倍くらいの広さに拡大した。けれども屋内ではやはり入れる数に制限はある。そのために告知も抑えめにしていた。 けれども蓋を開けてみれば、参加者は20数人。新聞を見て初めて来たという人は一人しかいなかった。雨だったせいなのか、なぜなのかはよくわからないが、これまででも特に少ない人数だったのだ。よりによってこの回がそうなるのか。 これはこれでなかなか感慨深かった。心配なんて実際には当たってないことばかりなんだし、理由だってなんだかわからないことのほうが多いということだ。おかげで距離も十分に取れて、いつになく気楽な会になった。 ちなみにここでは、レゲエの話ができたのもよかった。自分が話したのは日本のレゲエなのだが、レゲエディージェイ(レゲエのラッパー)は生き方について歌うことが多いので、元気がもらえる。そんなに詳しいわけではないが、例えば変態紳士クラブのVIGORMANとかTHUNDER(とんだ)など、最近注目しているところだった。

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最初の居場所はまた屋内で新年会

あけましておめでとうございます。今年1回目の居場所は、また後楽園の貸しスペースでやりたいです。少し早めなのは、その翌週が予約で埋まっていたため。でもこのほうが新年会らしくていいのではないかと。まわりがめでたいめでたいと言っている時に、こういう集まりをやるのはいいと思います。 日時:1月14日(土)14時~17時半。    (予約などいりません。当日直接会場に来てください)。場所:後楽園駅近くの会議室 (もし当日場所がわからなくなっても、会場運営者には問い合わせないでください)。   机は隅に片づけて床に布を敷き、そこにいつものように座りたいです。なので最初と最後に会場を作る・元に戻す時間がかかります。持ち物:各自の飲み物(飲酒も可)、食べ物も必要なら。おいしい手作りの食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    敷く布は持っていきますが、広い部屋なので足りないかもしれず、布やシートなど持っていたほうがいいかも。 やること:花見のように座って各自勝手に駄弁るだけ。簡単な自己紹介タイムだけはあり(パスも可)。費用:会場代が1万4千円かかっています。それから食べ物もあるので、2万~2万5千円くらいは全員(35人くらいの見込み)のカンパでまかないたいです。カンパは必ずしてください。    対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃をする/危害を加える人の参加は…

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クリスマスの居場所、やってみたらできた

今年最後の不適応者の居場所は、クリスマス会になった。クリスマスらしいことは何もやらなかったけれども、自分としてはうまくいってよかった。参加者は40数人。初めての人も10人くらいいた。 今回は初めての場所だったので、まずうまく行くのかどうかが心配だった。いくつもの条件をクリアしてギリギリに見つけた会場だったので、下見もしていない。思った形に会場づくりができるか? 来る人が多すぎず少なすぎず、適度に距離を保って座ることができるか?これだけたくさんの人に来てもらうのだから、ダメでしたというわけにもいかない。 けれども結局何の問題もなかった。もちろん話している間も面白いことがたくさんあったのだが、終わってみるとそこが感慨深かった。 以前に「くるくるひろば」という不要品無料提供の店?を作った方にインタビューしたことがある。「一番よかったことは何か」と聞くと、彼女は環境問題などのことより、「やってみたらできたこと」と答えた。その時も「それ、よくわかるな」と思った。 今回も長い間会場が見つからなくて、もう冬は休みにしようかとも思った。もちろんどんなことでも、やめてしまうのは時には有効な手だ。色々と不安が多いたちだったので、その手を使うことはこれまでにもとても多かった。今の世の中的に見ても、無理せずにやめてしまうことのメリットを言ったほうがいいような気もする。けれども「やってみたらできた」というのは、かなり代わりのきかない感激だ。 この集まりの一回がうまくいくなんて、ほんの小さなことなんだけ…

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年末の居場所はクリスマス会でどうか

今年最後の「不適応者の居場所」は、クリスマスイブの昼でどうでしょうか?ただ、もともとイヴがいいと思ってたわけではなく。12月の外は寒いので今回は屋内を取ったのですが、空き日程の関係でそこくらいしかなかったのです。イヴの夜は用事がある人が多そうなので、昼過ぎにしました。だけどクリスマスの集まりなんて、あまり経験できない人もいるだろうから、これでいいかなと。自分もクリスマス会なんて最近はまったくなし。ついでに言えば、忘年会もありません。 今回は会場探しもあって、すごく大変でした。行ったことのない貸し会議室なので、どうなることやらまだまだ不安です。 日時:12月24日(土)14時~17時半。    (予約などいりません。当日直接会場に来てください)。 場所:後楽園駅近くの会議室 (もし当日場所がわからなくなっても、会場運営者には問い合わせないでください)。   机は隅に片づけて床に布を敷き、そこにいつものように座りたいです。なので最初と最後に会場を作る・元に戻す時間がかかります。持ち物:各自の飲み物(飲酒も可)、食べ物も必要なら。おいしい手作りの食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    敷く布は持っていきますが、広い部屋なので足りないかもしれず、布・シートなど持っていたほうがいいかも。 費用:会場代が1万4千円かかっています。それから食べ物もあるので、2万~2万5千円くらいは全員(35人くらいの見込み)のカンパでまかないたいです。カンパは必ずしてください。    対象:ひきこ…

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紅葉見の居場所

11月の居場所は、寒くなると思ったので11時半から始めたら、予想に反して暑いくらいの日だった。参加者は35人くらいで、初めての人が6人? 午前中は人ゼロかと思ったら、開始早々かなりの人だった。岐阜や富山から初めてこの集まりのために来てくださった方々が、地元でもやってみたいと言われていて嬉しかった。藤沢から高校生が来てくれたり。終わったあと公園で弾こうかと、ギターを持ってきていた人も。 紅葉はまだだと思っていたが、この公園はもう見ごろと言ってよかった(カエデ系ではないからか)。日が傾くにつれて、噴水池まわりの紅葉がどんどんきれいになっていくのが気になっていた。度々輪から離れて写真を撮りに行った。話したことも面白かったけれども、こういう環境に長い時間いれば、話がどうであれ気分よくなったはず。帰った後も頭の中がすっとしていた。 ado、King Gnu、新海誠なんかの話は、それらのコアなファンがいるというわけでなくても、この時期はやはり出る。さて問題は来月以降だな。どうしよう。※写真はタップして見てください(ダメなブログなのでそのままだとぼけてしまう)。

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11月の居場所は真昼

今年最後の公園での不適応者の居場所は、19日にやりたいです。この時期に気になるのはもちろん気温。夏には暑くて夜にやっていたのに、少しずつずれて、とうとう真昼になってしまった。11月なので浅い紅葉が見れると思う。 個人的事情を言うなら、翌日が0円ショップで2日連続はきついけれども、気温・天候の予報からここしかなかった。もし両方行きたい人がいたら、ハードですみません。 日時:11月19日(土)11時半~15時半(雨の場合は23日に延期)。場所:代々木公園 噴水池そば(図の赤印のあたり。正確な位置は当日発表)持ち物:各自の食べ物、飲み物(飲酒可)。おいしい手作りの食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、相手を思いやる気持ちがないと成り立ちません。・途中で座る場所を変わったりするのは、こういう集まりでは普通。せっかく来たので、なるべくたくさんの人と話すのもいいです。逆に席を変わられても、がっかりすることはないです。・ずっとは長いので、少しだけいるのも可。・ほとんどの方はひとりで来られてます。 開始時間が早いですが、それもまたいいと思います。それにしても問題は12月以降だな。

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秋の公園の居場所の報告

10月の不適応者の居場所は、暑くもなく寒くもないちょうどいい気温のなかでできた。このちょうどいい気温にならないところが、最近の気象の一番おかしなところだ。 今回は長らく立ち入り禁止になっていた、中央広場方面の池のそばに戻れた。最近は木が繁った場所でこっそりやることが多かったので、広々と感じられ、シートを広げた時に「ああこれだけで成功だ」と思った。かつてはいつもそう思っていたのを思い出した。 参加者は40人以上で、外でやったなかでは最多だった。これも新刊とインタビューが出た影響だろう。 17時を過ぎると急に暗くなったが、この時期になるとあまり虫の声は響かなかった。木の上で鳴いているのはスズムシではなく、アオマツムシという虫だと教えてもらった。 よく来てくれていた人が京都の料理屋に就職するので、最後に寿司を作って持ってきてくれたなど色々あった。とは言え、特筆するようなことも特にない。ためになる話も色々聞けたが、こういうところで時間を過ごせれば、ためになんかならなくてもいいのかもしれない。

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秋の公園の池の側で居場所

10月の不適応者の居場所は、また代々木公園でやりたいです。ちょうどいい気温がないことが続いた夏以降でしたが、10月半ばの気温はまさにちょうどよく、まずいい気分でやれそう。気をつけていると、夕方に一斉にスズムシが鳴きはじめるのが聞けます。今回は以前の定位置で、眺めがいい噴水池の側に戻ってみたい。公園側は長い間、中央広場を閉鎖していたので、ここに戻るだけでも感慨がある。 日時:10月22日(土)13~17時。場所:代々木公園 噴水池そば(図の赤印のあたり。正確な位置は当日発表) 持ち物:各自の食べ物、飲み物(酒OK)。おいしい手作りの食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、おたがい様の気持ちで相手を思いやる姿勢がないと成り立ちません。・途中で座る場所を変わったりするのは、こういう集まりでは普通。せっかく来たので、なるべくたくさんの人と話すのもいいです。逆に席を変わられても、がっかりすることはないです。・ずっとは長いので、少しだけいるのも可。・ほとんどの方はひとりで来られてます。 新しくこの居場所を知った方に。そんなに誤解もないので念のためですが、鶴見はこの居場所の一参加者兼管理人にすぎないので、自分が全体に話す時間などもちろんないし、周囲の人に「俺の話」…

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涼しくなった公園での居場所

やっと涼しくなった公園での居場所、また35人以上の人が来ていた。予備のシート1枚を忘れてきたので、まずいかなと思ったらやはり狭くなってしまい、別に持ってきた人が広げてくれた。 今回で一番印象に残ったのは、16歳の通信高校生と話せたこと。通信高校の話など、色々学ぶことだらけだったのだが、アニメ、ボカロP、歌い手、Vチューバ―の話なんかは、やっぱり一般的に盛り上がるなと感じる。 そして別の人と4年くらい前に身近にあった、集まることの盛り上がり?のようなものを振り返れたのも面白かった。一日店長をやったり、シェアハウスで何か催したり、居場所みたいな人を集める会を開いたり、カフェを作ったり、レンタルされる稼業が広まったり。民泊や地方に行って場所づくり、お金を持っている人から投資を受けるとか、色々な動きがあった。シェアのブームとも連動していた。それらはコロナにぶち当たって、大体低迷を強いられた。1年くらいならしかたない、と思っていたのが、2年、3年と長引くうちにダメージは大きくなった。この居場所も屋内でできる場所がなくて、気が滅入ってしまう。 17時を過ぎたあたりから、スズムシの声がうるさいくらい大きくなった。これがまたいいなあと思っていた。

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秋の居場所はまた昼に

涼しくなってきたので、9月はまた昼の公園で「不適応者の居場所」をやりたいです。最近は新刊のインタビューを受ける機会が多く、たいていのインタビューではこの居場所のことを話している。初めて知る人も多いと思うので言っておくと、この居場所はつながりをなくしがちな人がつながりを作るためのもの。とは言え、参加資格はそんなに厳密ではない。やることは花見のように座って、近くの人と会話をするだけ。途中に一度自己紹介の時間だけは作っている。嫌ならパスしてもいいし、短くてもいい。参加者は公園では30人くらいで、中心は30~40代?。男女比は2:1。初めての人は4分の1くらい。否定されるような場ではなく、肯定される場を作りたいと思ってやっている。そんなところかな。ひまつぶしに来てください。 *****************************日時:9月17日(土)14時~18時 (雨の場合は翌日)場所:代々木公園の三本きのこの休憩舎の向こう(図の青丸)(あるいは池のそば)。正確な場所は、当日決まり次第Twitterの鶴見アカウントで発表します。持ち物:各自の食べ物、飲み物(酒OK)。おいしい手作りの食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、おたがい様の気持ちで相手を思いやる姿勢がな…

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8月の居場所はスズムシの声のなか

8月の「不適応者の居場所」は、また夜の代々木公園だった。参加者は35人くらいと野外では最大規模。初めての人がいつもよりは多めだった。自分がこの居場所の話をあちこちのメディアでしているので、今は増えているのだろう。 始まった17時にはまだ直射日光がきついので、木の下に場所を取った。けれども19時を過ぎるともう周囲は真っ暗。いつの間にかスズムシのものすごい声が反響していて、話し声が聞こえづらいと思うこともあった。隣の人が「上からの声が大きい」と言っていた。木の下に陣取ったので、確かに上から響いてくる。木の枝にたくさんいるのだろう。スズムシの声に包まれているようだった。 スズムシの声に気を奪われる居場所もなかなかおつなものだから、まあいいかと思えた。 この居場所、もちろん最初はずっと屋内のスペースでやっていたのだが、もう屋内時代を知っている人のほうが少なくなってしまった。屋内でできなくて困った困ったとばかり思っていたが、色々いい面もあったのだった。もうすぐ屋内に戻れるだろうが、ずっと屋内よりむしろよかったのかもしれない。あれはダメだったと思っていたことも、そうでもなかったりする。 ※写真がちょっと怖く写ってしまうけれども、実際はこんなに暗くない。

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「不適応者の居場所」8月も夜の公園で

8月の居場所はまたしても、夜の公園でやりたいです。 この居場所は、今の日本のつながり喪失の問題を由々しく思い、その解消を目指してやっているものです。ーーなんて当たり前と思えることも言っておいたほうがいいのかもしれない。 新刊のインタビューに答えるのでも、孤立の問題を解決しなければ、なんて言ったりしたほうがよかったりして。 そんなふうに、いかにもソーシャルグッドですと振る舞わないと、新聞のような大きなところでは取り上げてもらえなくて、損をするような。 こんな居場所ができる(集客が簡単ではないけれども)ことが広まって、そこここで居場所作りがたちあがって、孤立問題が解消したらいいのにと思っていることは本当です。********************************日時:8月27日(土)17時~21時 (雨の場合は翌日)場所:代々木公園の中央門より南側の「桜の園」のあたり(図の赤印)。正確な場所は、当日決まり次第Twitterの鶴見アカウントで発表します。持ち物:各自の食べ物、飲み物(酒OK)。おいしい食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。    夜は暗いので、ランタンのような明かりがそこそこあると便利。対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、おたがい様の気持ちで相手を思いやる姿勢がないと成り立ちま…

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不適応者の居場所@夜の公園の報告

暑いなら、夜やればよかったんだった。16時半くらいに代々木公園に場所を取った時は、まだ少し暑かった。それでももう木陰ならかなり過ごしやすい。取った場所は街灯からも近く、木はあっても鬱蒼としていない開けたところ。18時くらいには、まだ明るくて、なおかつ「秋みたい」と言葉が出るくらい涼しくなった。そして夜になってもこういう場所には、蚊なんか全然出なかった。とても過ごしやすくて、清少納言が「夏は夜」と言った気持ちがわかる。 参加したのは30人くらい。初めての人は5人? 男女比は2:1か。このために福岡から来られた方がいて、最遠記録を更新したかもしれない。 よく知らないのだが、YOASOBIのような夜ボカロP系の楽曲が、ゲスの極み乙女に似ていて、影響があるのではないか、という最近思っていたことが言えてよかった。ピアノが入っているアレンジが特にそうだけど、それだけじゃない気がする(よく知らないで言ってるが)。 もちろんこんな話ばかりしてないが。ただ、ロック、ポップス、ヒップホップの固有名詞多めの話は結構してしまって、誰にでもわかるわけではないのが悪いとは思っている。 ただ有意義な話なんかをするのはもちろん好きなのだが、そういうクソどうでもいい話を、「それある!」みたいにやっている時こそ、命が燃えている気がする、、、 あいみょんの『生きていたんだよな』、「生きていてほしかった」なんて思わず付けてしまいそうになるけど、そうした言葉の寸前で止まっている、そうかと言って、これでいいというニュアンスもな…

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7月の居場所は夜の公園で

夏は夜(枕草子)。ということで、7月の不適応者の居場所は夜の公園でやりたいです。夏は暑いから外は難しいと思ってきたけれども、夜にすればいいのではないかと思いつきました。中でやっている時も、夜にやってたわけだし。 日時:7月23日(土)17時~21時 (雨の場合は翌日)場所:代々木公園の中央門より南側の「桜の園」のあたり(図の赤印)。正確な場所は、当日決まり次第Twitterの鶴見アカウントで発表します。持ち物:各自の食べ物、飲み物(酒OK)。おいしい食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、おたがい様の気持ちで相手を思いやる姿勢がないと成り立ちません。・途中で座る場所を変わったりするのは、こういう集まりでは普通。せっかく来たので、なるべくたくさんの人と話すのもいいです。逆に席を変わられても、がっかりすることはありません。・ずっとは長いので、少しだけいるのも可。・ほとんどの方はひとりで来られてます。 ただしひとつだけ心配なのは「蚊」。木の下など鬱蒼とした場所は選ばないので、多分大丈夫だと思います。が、実地調査をしていないので、確証はできません。(下見に行った日に雨が降ってしまい、確認できず。何日も下見に費やすほど労力はかけたくない)蚊取り線香は持っていきます。一応…

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梅雨の居場所の報告。悩みがないのが一番いいのか?

6月の「不適応者の居場所」は大体いつもどおり、公園で30人くらい(入れ代わりながら)の参加者でやった。男女比は2:1くらい。今回は20代の人が多かった印象がある。 この日気になっていたのは、2時間後に降りだす予報に変わっていた天気。スタートした時にふと天気予報を見たら、こう変わっていたのだった。 この居場所は雨には弱い。もし降ったらどこに避難するか。避難ができたとしても、降り続いたら会の継続はどうすればいいか。すでに空気は、肌でも感じるくらいに水分を含んでいる。結局降らなかったのだが、前半はそれが頭から離れなかった。 こういう悩みやわずらわしさ。これはこんな集まりをやっていれば、もう絶対についてくる。居場所など色々な活動をやるようになって痛感するのだが、あれこれ何かやって、なおかつ「悩みがなくなった」なんてことはほぼ起こらない。大雑把に見れば、色々やるほどに悩みは増え、やらなくなるほど悩みは減る。これは活動だけでなく、仕事でもそうだ。 もちろん苦手なことは無理にやらず、悩みを無駄に大きくしないことは大事だ。けれども得意なことだけやったとしても、やれば悩みは増える。 ただし、「バカだな、そんなに悩むならやめればいいのに」などと言われたら、それはちょっと違うなと思う。その方針で色々なことをやめていけば、結局「悩まないために何もやらないのがベスト」という結論になるだろう。けれどもそれだと、もっと嫌な「この世界への(生きることへの)興味をなくす」状態が来そうだ。 まあこういう話は、「こ…

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梅雨の居場所も公園で

6月の「不適応者の居場所」もまた代々木公園でどうでしょうか。6月となると、雨が降る降らないはもちろん、晴れれば暑さ、曇りなら夕方の寒さが気になります。各自で心の準備をしてきてください。今のところ当日は曇りで、気温もちょうどよさそうな予報です。 日時:6月18日(土)14時~18時 (雨天の場合は翌日)場所:代々木公園の三本きのこの休憩舎より奥のほうの、木が鬱蒼としているあたり(図の青丸のあたり)。正確な場所は、当日決まり次第Twitterの鶴見アカウントで発表します。持ち物:各自の食べ物、飲み物(酒OK)。おいしい食べ物は、カンパ制でおそらくそこそこあります。対象:ひきこもりがち、フリーランス、労働週4以下、心の病、社内ぼっちなど、様々な理由でつながりをなくしがちな人。注意:・参加者へのハラスメントや攻撃などはやめてください。攻撃を行う人の参加はできません。支援活動ではないので、おたがい様の気持ちで相手を思いやる姿勢がないと成り立ちません。・途中で座る場所を変わったりするのは、こういう集まりでは普通。せっかく来たので、なるべくたくさんの人と話すのもいいです。逆に席を変わられても、がっかりすることはありません。・ずっとは長いので、少しだけいるのも可。・ほとんどの方はひとりで来られてます。では、のんびりやりましょう。

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