新刊の紹介記事と蛇足的な自己解説 その2
新刊がらみでありがたいことに、その後も紹介記事が出続けたため、さらにここにまとめを。この取材の多さは前の本、その前の本よりもはるかに多く、注目度がまるで違うなと驚いた。おかげ様でよく読んでもらえていて、3刷が決まりました。
こだまさんとの対談
こだまさんの本では、自分は『夫のちんぽが入らない』にはもちろん感動したのだが、『ここは、おしまいの地』『いまだ、おしまいの地』に入っている「学校の話」にもガンと来た。心の病のことだけでなく、消極的であることがそもそも大きなマイナスである世界のことが赤裸々に描かれていた。それが笑えるところがまたすごい。そしてこの『ずっと、おしまいの地』めぐる対談では、色々経験してしまった後で、物事を肯定的に見られるようになるにはどうすればいいのか聞きたいと思っていたため、答えらしきものが見つかってよかった。いい対談になっていると思う。
村田らむさんの東洋経済のインタビュー
村田らむさんの東洋経済オンラインでの、来歴を語るインタビュー連載。高校時代は精神病院に行きたかった。どう見ても頭がおかしいから。(自分が意識することを意識する状態で、テストの最中にもそれが始まる)。部活をやめるために骨折したかった。救いはロックだけだった。(ここのところは、「その当時は世界が三つあるわけですよ。学校と家庭と、もうひとつがロック」みたいに話した)。などなど、新刊よりも多少詳しく過去のことを語っている。新刊の話も含め、読み応えたっぷりにまとめていただけているのはさすがだと思った。…